『その人は昔』と併せて、『君に幸福を~センチメンタル・ボーイ』のDVDも発売になりました。舟木一夫さん、内藤洋子さん共演の2作目です。
シナリオは『その人は昔』と同じ松山善三で、監督は丸山誠治。1967年12月26日の封切りでした。『その人は昔』の公開が1967年7月1日なので、短期間での製作なんですね。
1967年(昭和42年)封切りの主演映画を見ると、1月3日「北国の旅情」、4月20日「一心太助江戸っ子祭り」、7月1日「その人は昔」、9月23日「夕笛」、12月26日「君に幸福を センチメンタル・ボーイ」と続いています。このほかに10月10日「銭形平次」に特別出演、11月3日「君は恋人」に友情出演と、すさまじいですね。(『舟木一夫大全集 陽射し・旅人』別冊解説書~出演映画一覧)
ビデオテープの発売も『その人は昔』と同時だったし、銀座シネパトスでの上映も2作品いっしょに観ました。
『君に幸福を~センチメンタル・ボーイ』は、予告編で「青春明朗大作」と謳っているように、気楽に楽しめる作品です。舟木一夫さんの歌と内藤洋子さんのかわいらしさを堪能する映画だと思っています。
舟木一夫さんの歌は4曲。「センチメンタル・ボーイ」はシングルレコードになっています。
昭和42年11月 日本コロンビア SAS-997
映画公開前の発売なんですね。
4曲全部を収録したコンパクト盤も発売されました。
昭和42年11月 日本コロンビア SAS-997
「センチメンタル・ボーイ」は『A面コレクション』の3巻に収録されています。
残りの3曲は『B面コレクション』の3巻でCD化されました。
この3巻には『その人は昔』から、「じっとしてると恋しい」、「今度の日曜日」も収録されています。
なお、映画では「聖夜」を歌うシーンもあります。歌詞が違うなと思い調べてみると、聞き慣れた1番ではなく、2番と3番を歌っていました。
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