ばくのメモ帳

『ばくのお宿』管理人の西みつのり、略して西みつのメモ帳です。ホームページに書き切れない雑多な情報を綴ります。

幕張メッセ(新都心)のテレホンカード その3

2013年03月11日 | テレホンカード

幕張メッセ(新都心)のテレホンカード、3回目はホテルのテレホンカードです。

幕張新都心のホテルは、タウンセンター地区に6社が開業しています。「幕張新都心にようこそ」から引用すると次の通りです。

幕張プリンスホテル現アパホテル&リゾート<東京ベイ幕張>) 1989年(平成元年)10月プリンスホールオープン。ホテル棟は1993年(平成5年)4月オープン

ホテルスプリングス幕張 1990年(平成2年)11月オープン

ホテルグリーンタワー幕張 1991年(平成3年)6月オープン

ホテルフランクス 1991年(平成3年)9月オープン

ホテルザ・マンハッタン 1991年(平成3年)11月オープン

ホテルニューオータニ幕張 1993年(平成5年)9月オープン

テレホンカードはホテルフランクスを除く5社を持っています。唯一宿泊したことがあるホテルフランクスがないのは残念ですね。人間ドックで10年以上宿泊していたので、テレホンカードも探したと思うのですが、見つけられませんでした。発行されたとしたら、オープン当初でしょうか。

幕張プリンスホテル

ホテル棟開業に先立ち、1989年10月5日(木)、プリンスホールがオープンしました。10月9日の幕張メッセオープンの直前ですね。

     ホワイトカード <品名50<110-011>>

幕張プリンスホテル全景(完成予想模型)のテレホンカードです。客室棟は1991年(平成3年)開業予定となっています。

     ホワイトカード <品名50<110-011>>

客室棟(1,001室)本年4月1日(木)開業のテレホンカードです。「客室棟の開業に先立ち3月12日(金)から31日(水)まで、客室とレストランの一部をパーシャルオープン(部分営業)いたします。」とのこと。

     ホワイトカード <品名50<110-011>>

幕張プリンスホテルは西武鉄道(株)の事業再構築の一環として売却され、2006年(平成18年)7月にアパホテル&リゾート<東京ベイ幕張>として開業しました。

ホテルスプリングス幕張

幕張新都心のホテルでは一番早く開業しました。1990年(平成2年)11月30日オープンのテレホンカードです。

     ホワイトカード <品名50<110-011>>

銀色の美しいフリーデザインカードです。残念ながらスキャンでは色が出ません。開業一周年のカードです。

     フリーデザイン <品名50<フリー110-116035>>

ホテルグリーンタワー幕張

発行時期は明確ではありませんが、切り込みが2カ所なので、1992年(平成4年)4月1日以降の発行と考えられます。オープンから1年後くらいでしょうか。

     ホワイトカード <品名50<110-011>>

ホテルザ・マンハッタン

テレホンカードを逆向きに使っており、左側に1カ所の切り込みがあります。ホテルザ・マンハッタンは1991年11月のオープンなので、開業間もない頃のカードだと思います。

     ホワイトカード <品名50<110-011>>

このテレホンカードも庭園施工のカードなので、同時期か開業前の発行と考えられます。

     ホワイトカード <品名50<110-011>>

平成4年(1992年)7月1日、受賞記念のテレホンカードです。建設工事を担当したのは鹿島・大林・新日鉄・旭建設共同企業体とのこと。

     ホワイトカード <品名50<110-011>>

ホテルニューオータニ幕張

ホテルニューオータニ幕張の開業は一番遅く、1993年(平成5年)9月でした。このテレホンカード2枚は、オープンから間もない頃、ホテルで購入したのを覚えています。

     フリーデザイン <品名50<フリー110-116035>>

     フリーデザイン <品名50<フリー110-116035>>

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幕張メッセ(新都心)のテレホンカード その2

2013年03月07日 | テレホンカード

幕張メッセ(新都心)のテレホンカード、2回目は幕張新都心のビルのテレホンカードです。企業関係のテレホンカードはたくさん発行されていると思いますが、私の持っているのは、幕張テクノガーデンが中心です。

平成8年(1996年)から、幕張テクノガーデン内の亀田総合病院幕張クリニックの人間ドックに毎年通っていました。いつもウェザーニューズの前を通って、クリニックに入っていました。1泊2日の人間ドックで、宿泊は当時はホテルフランクスだったので、新都心一帯を散策していました。

絵はがきセット裏面の土地利用計画図です。


小さくてわかりにくいのですが、『幕張メッセ 建設工事の記録』には大きな地図も載っているので、それを参考に見ていきます。

緑色の地区は公園緑地用地

空色の地区は業務研究用地

桃色の地区はタウンセンター用地

橙色の地区は文教用地

黄色の地区は住宅用地

紫色の地区は公益施設用地です。

幕張メッセを含む業務研究地区は「世界的な人・モノ・情報が交流する業務都市の形成を目指して」いました。研究開発機能が集積する「幕張テクノガーデン」、国際的なビジネス拠点「ワールドビジネスガーデン」のほか、大手企業が進出しています。

絵はがきセットの地図から企業名を抜き出すと、次の様に、15のビルが予定されていました。

東京ガス、ワールドビジネスガーデン、BMW、北沢パルプ、ジャスコ、東京海上、富士通、シャープ、ロボットFA、NTT、幕張テクノガーデン、セイコー電子工業、キヤノン販売、住友ケミカル、日本IBM

「幕張新都心にようこそ」の「地区・主な施設紹介 業務研究地区」で、現在のオフィスビルの紹介と写真を見ることができます。

幕張新都心にようこそ 業務研究地区

東京ガス幕張ビル 1990年4月オープン

幕張テクノガーデン 1990年4月オープン

日本アイ・ビー・エム 1991年7月オープン

BMW 1991年9月オープン
 2009年3月からACCESS幕張オフィス 

ワールドビジネスガーデン 1991年10月オープン

幕張東京海上ビル 1992年6月オープン
 2011年5月からイオンタワーAnnex

シャープ幕張ビル 1992年7月オープン

キッツビル 1992年10月オープン
 株式会社北沢バルブが1992年10月に株式会社キッツに改称し、幕張新都心に本社屋を竣工、移転

富士通幕張システムラボラトリ 1992年10月オープン
 

住友ケミカルエンジニアリングセンタービル 1993年2月オープン

ロボットFAセンタービル 1993年3月オープン
 2006年3月、スターツアメニティー(株)が取得 スターツ幕張ビル

SII幕張ビル(セイコーインスツルメンツ本社ビル) 1993年5月オープン

NTT幕張ビル 1993年6月オープン

キヤノンマーケティングジャパン 1994年2月オープン

イオン(通称イオンタワー) 1994年5月オープン
 土地利用計画時点ではジャスコ

新都心のビルのテレホンカードです。ホワイトカードなので発行時期は分かりませんが、切り込みが2カ所なので、1992年(平成4年)4月1日以降の発行になります。イオンタワーの上にタワークレーンが見えるので、1993年から1994年頃でしょうか。ほとんどのビルが写っています。

     ホワイトカード <品名50<110-011>>

幕張テクノガーデンのテレホンカードです。「幕張テクノガーデン建設工事」のカード、ビルの写真ではなく完成模型のようですね。

     ホワイトカード <品名50<110-011>>

「幕張テクノガーデン建設工事共同企業体」のビル建設中のテレホンカードです。1989年(平成元年)11月2日の日付が入っているので、オープン半年前の発行ですね。

     ホワイトカード <品名50<110-011>>

連番のフリーカード2枚です。フリーナンバーからオープン前後のテレホンカードと考えられます。

     フリーデザイン <品名50<フリー110-86409>>

     フリーデザイン <品名50<フリー110-86410>>

エム・ティー・ジー管理株式会社の105度数のテレホンカード。同社は平成7年に株式会社幕張テクノガーデンに合併されています。

     フリーデザイン <品名105<フリー110-103982>>

関連するテレホンカードです。

     フリーデザイン <品名50<フリー110-97245>>

     ホワイトカード <品名50<110-011>>

     ホワイトカード <品名50<110-011>>

     フリーデザイン <品名50<フリー110-81970>>

幕張テクノガーデンE棟の帝京情報技術専門学校。現在は帝京平成大学幕張キャンパスになっています。

     ホワイトカード <品名50<110-011>>

東京ガス幕張ビルのテレホンカードです。切り込みが2カ所なので、オープン当初ではなく、1992年(平成4年)4月1日以降の発行になります。

     ホワイトカード <品名50<110-011>>

ワールドビジネスガーデンのテレホンカードです。フリーナンバーからすると、かなり早い段階の発行ですね。

     フリーデザイン <品名50<フリー110-53446>>

こちらは1992年(平成4年)4月1日の日付が入っていますから、オープンから6カ月後のカードです。

     ホワイトカード <品名50<110-011>>

     フリーデザイン <品名50<フリー110-116035>>

シャープ幕張ビル建設工事のテレホンカードです。1992年7月のオープンなので、それより少し前の発行でしょうか。

     ホワイトカード <品名50<110-011>>

最後に幕張新都心、富士山を遠景に昼と夜のテレホンカードです。ビルは幕張東京海上ビルとワールドビジネスガーデンでしょうか。

     ホワイトカード <品名50<110-011>>

     ホワイトカード <品名50<110-011>>

次回は幕張新都心のホテルのテレホンカードです。 

※ロボットFAセンターのテレホンカードを見つけましたので、購入しました。(2013.3.22)

     フリーデザイン <品名50<フリー110-128642>>

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幕張メッセ(新都心)のテレホンカード その1

2013年03月03日 | テレホンカード

千葉県内のテレホンカードを集めていく過程で、幕張メッセや幕張新都心関係のテレホンカードが比較的多く集まりました。そうなると今度は幕張に関係するテレホンカードが欲しくなって、探すことになりました。

幕張メッセ、幕張新都心のビルやホテル、マリンスタジアム、それに幕張メッセで開催されたイベントのテレホンカードなどです。

今でも、オークションには幕張新都心関係のテレホンカードが出品されることもあり、その中には持っていないカードもあります。しかし、いまさら購入する気はありません。ここでは、これまでに収集したテレホンカードを紹介していきたいと思います。

幕張メッセの建設については、千葉県企業庁から『幕張メッセ 建設工事の記録』(平成2年3月)が発行されており、構想から完成までの詳細と様々な写真を見ることができます。


また、メッセを中心とする幕張新都心の歴史は、千葉県企業庁「幕張新都心にようこそ」でも見ることができます。

幕張新都心の歴史

これにより、かんたんに歴史をふりかえってみると、

1973年(昭和48年)海浜ニュータウン幕張地区埋め立て着工
1980年(昭和55年)に埋め立て工事が完了

同年4月、県立幕張東、西、北高校の3校が同一敷地内に開校しています。

テレホンカードは1990年(平成2年)11月17日、「学園のまち」高等学校創立10周年記念のカードです。


    ホワイトカード <品名50<110-011>>

1982年(昭和57年)千葉県知事が幕張メッセ建設構想、千葉市が千葉スタジアム構想を発表
1985年(昭和60年)幕張メッセの基本計画策定

同年4月、放送大学が開校しました。

テレホンカードは1993年、放送大学10周年のカードです。なお、放送大学は1983年4月に開設されているので、1993年に10周年となっています。1985年4月に放送による授業を開始しました。


    ホワイトカード <品名50<110-011>>

1987年(昭和62年)幕張メッセ建設工事着工、12月21日起工式
 ※施設の正式名称は「日本コンベンションセンター」で「幕張メッセ」は通称
1989年(平成元年)10月、幕張メッセ完成、オープン

     フリーデザイン <品名50<フリー110-16754>>

テレホンカードは(株)日本コンベンションセンター発行のカードです。昭和64年幕張メッセオープン予定のカードで、私の持っている幕張メッセ関係のテレホンカードでは一番古いものです。フリーナンバーから推定すると、1987年(昭和62年)の発行と考えられるので、着工の前後に発行されたものと推定できます。

このように着工時に記念グッズが発行されることはあまりないと思います。関係者への配布など、プリペイドカードであるテレホンカードならではの魅力ですね。

こちらは、(株)日本コンベンションセンター発行の、完成オープン時の記念テレホンカードです。

     ホワイトカード <品名50<110-015>>

オープン記念のカードはテレホンカードの他、オレンジカード、メトロカードなど様々な種類があります。

次は、NTT千葉支社発行のテレホンカード2種類です。平成元年(1989年)9月15日の発行なので、オープン直前に発行されたカードです。

   NTT地方版 <品名50<250-321-1989.9.15 千葉支社発行>> 

   NTT地方版 <品名105<250-322-1989.9.15 千葉支社発行>> 

これも珍しいテレホンカードです。国際展示場建築工事を担当した、清水・鹿島・竹中・飛鳥・三井共同企業体のテレホンカードです。平成元年(1989年)1月の建設途中の写真が使われています。

     ホワイトカード <品名50<110-011>>

次は竣工記念のテレホンカードです。なお、同共同企業体の正式名称は「清水・鹿島・竹中・飛鳥・三井建設共同企業体」というようですね。(『幕張メッセ 建設工事の記録』)

     ホワイトカード <品名50<110-011>>

次は関連する企業発行のテレホンカードです。

     フリーデザイン <品名50<フリー110-77437>>

このテレホンカードはフリーカードなので、発行の時期の推定が可能です。『'92テレカ大図鑑』で前後のフリーナンバーのカードを見てみます。「フリー110-74967」は美空ひばりの国民栄誉賞受賞のカードなので平成元年(1989年)7月頃の発行です。

「フリー110-80673」はNHK紅白歌合戦(三田佳子/武田鉄矢)です。この二人が司会をしたのは平成元年(1989年)12月31日の第40回紅白歌合戦でした。三晃金属工業(株)のテレホンカードはこの中間にあるので、幕張メッセオープン記念のカードと推定できるわけです。

次は日本電池(株)のテレホンカードです。ホワイトカードなので発行時期は不明です。

     ホワイトカード <品名50<110-011>>

NTT千葉支社発行のテレホンカードをもう1枚、平成2年3月1日発行のカードです。

   NTT地方版 <品名105<250-405-1990.3.1 千葉支社発行>> 

最後に幕張メッセを含む新都心全体を撮したテレホンカードです。マリンスタジアムがまだ工事中なので、幕張メッセオープン前後のカードと思います。

      ホワイトカード <品名50<110-011>>

テレホンカード以外のグッズとして絵はがきがあります。これは『幕張新都心』の絵はがきセットです。10枚の絵はがきが収録されています。発行時期は不明ですが、絵はがきの内容からオープン当初の絵はがきセットだと思います。


収録絵はがきから幕張メッセ関係の5枚を紹介します。まず新都心の全景です。先ほどのテレホンカードはこの写真を基に作られていることが分かります。


新都心内の建物は幕張テクノガーデン(平成2年3月竣工)、東京ガス幕張ビル(平成2年竣工)、幕張プリンスホテルプリンスホール(平成元年10月5日開業)などが目立つ程度です。ワールドビジネスガーデン(平成元年3月着工)はまだ基礎工事の段階でしょうか。

幕張メッセPRイベント(幕張メッセ号)


国際展示場 長さ520m、幅112m、展示面積54,353㎡


幕張イベントホール アリーナ面積約3,100㎡、最大約9,000人収容


国際会議室(国際会議場内) 床面積635㎡、最大700人収容


次回は幕張新都心のビルのテレホンカードです。

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