のしてんてんハッピーアート

複雑な心模様も
静かに安らいで眺めてみれば
シンプルなエネルギーの流れだと分かる

ジイジと北斗 2 (新スケール号の冒険)

2021-02-19 | 物語 のしてんてんのうた
    (2) ある日、珍しく温かい陽射しがカーテンを通して部屋に差し込んできました。 ジイジは意味なく心がうきうきしてカーテンを開けたのです。ピンク色の花びらが一枚とんでいました。近所の梅の花が満開なのかもしれません。 その時、北斗のかわいい力み声が聞えてきました。そして泣き出したのです。 窓際に置かれた小さなベッドに寝かされた北斗の顔が輝いていました。 「おう . . . 本文を読む
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