実は、先日の京都散策にもう一つ話があります。
枯れ扇
黄色いままで
横たわり
なのですが、あの日、びっくりして、私の妄想に火がついた訳です。
京都市美術館から、疎水を遡り、南禅寺、哲学の小路、銀閣寺とまわり、
そこから京阪出町柳駅まで歩いた道程のことでした。
途中にそれはあったのですが、
歩道を見てまずびっくりしました。
そこに巨大なイチョウの葉が落ちていたのです。
気付くと、葉っぱは、歩道と車道の間に植えられた街路樹。それがイチョウの木だった訳です。
「なんだこれ」
連れ合いもびっくりしておりましたが、その通りのイチョウはみな幅20センチに届こうかという大きな扇をしています。
拾って帰り、近所のものと比較してもこのとおり、鉛筆の左右で、大きさの違いがっ分かって頂けるでしょう。
「どうして??」
驚きと疑問がわいてきたときです。
歩道の左手に門があり、そこに、京都大学農学部のプレートが私の目に触れたのです。
そこから京大の全体像はわかりませんが、妄想が動きはじめました。
農学部がひそかに植物巨大化研究をしているのではないか。
その巨大化肥料の匂いを察知して、街路樹たちは地下深く京大キャンパスに向けて根をはって行った。
秘密裏に行われている研究を、
実はこのイチョウの葉が暴露しているのではないか。
その内に、巨大な銀杏がなり、中から新生物が生まれてくる。
この大きな葉っぱはその前兆ではないのか。
妄想が頂点に達した頃合いを見計らったように、向かいからおばあさんが歩いてきた。
私が挨拶代りにイチョウの葉の話しをすると、おばあさんは、笑いながら教えてくれました。
「イチョウの若い木は大きな葉っぱをつける」
京都に嫁いできて50年というおばあさんは、この通りのイチョウの変遷を語り、健康のための散歩にまで話が及んで別れました。
「聞かなければよかったね」
連れ合いが言います。妄想が白紙に戻ったのを笑うのです。
「もしかしたら、あのおばあさんは、真実に気付かせないためのロボットだったてことない?」
SF妄想か、バイオがらみのイマドキっぽいホラーか……な妄想、楽しいですね。
巨大化植物の研究にいそしむマッドサイエンティストの真の目的は、地球温暖化の阻止を目論む、人類に絶望した環境テロリスト……なんて妄想をふくらますと、もっとイマドキホラー、でしょうか?(笑)
こんばんは!
驚きました!まさかとは思いますが、
ロボットかもしれない
おばあさんのことですけれど、
わたくしもお会いしたいです。
もしかしまして、幼い頃、
極秘ロボット製作研究所で、
お別れをいたしました
姉上ではないでしょうか@_@!
やはりご縁って不思議ですね。
もし、のしてんてんさん再び、
ロボットかもしれないおばあさんに
お会いになられることがありましたら、
人造人間型ロボットかもしれない!?妹が、
探していると、お伝えくださいませ☆♪
けれども、お元気そうで良かったで^す^
それにしましても、銀杏の葉っぱ
大きいですね♪
もともと銀杏は恐竜時代から生存している
巨大銀杏の樹の、生きている化石で、
今の銀杏さんたちは、子孫ですけれど、
銀杏の古代樹が、絶滅危惧種ではありますが
現存しております。このように大きな葉っぱの銀杏さんは、
古代樹の系列かもしれませんね♪
ぎんなんも大きいのでしょうか
私はぎんなん好物なので
籠を持って樹の下で、
待機していたい気分です。
ついでに銀杏の葉っぱエキスは
認知症予防に効果がありそうですので、
葉っぱエキスもしっかり頂き、
生きている化石に負けないように、
がんばらせていただきま^す^!
今日も興味深いお話を有り難うございます♪
善き夕べをお過ごしくださいませ☆
何か小松左京の世界が浮かんできそうで、ワクワクしますが、後が続きません。
凡人と天才の違いでしょうか。
地球温暖化阻止のためには元凶を駆除するに限る。
怖いですね、
そんな映画たくさんありますね
それでは
サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。
このギャグ分かったら、20代ではないですね。
残念です。
そういえば、おばあさんも、ぎんなんがとても好きで、この道でよく銀杏を拾われたそうですよ。
血(油)は争えないですね。
お姉さまの話しだと、昔はぎんなんも大きかったそうで、木が大きくなると小粒になって、最近はあまり拾わないんだそうです。
それにしましても、銀杏は太古からの生き残り。ますます謎めいてきました。
私の手元にある葉っぱ。
この遺伝子が太古を越えてきたメッセンジャーと思いますと、いとおしくなります。
「おもしろい」。科学者かぶれだった身としては「興味深い!」
そんなことを想い、書きたくなってコメントさせていただきました。
そしてみなさんのコメントも含めて”すごくいい記事”になっていると思います。
若い木ほど大きい葉をつけることは初耳でした汗!
なによりも「疑問を持って、可能性を考える」
…いつの間にか忘れていました。自分の持っている知識の延長で全てを考える癖が染みついてたんだなと痛感。
そうですよね。”そういう可能性がある。”それだけで考察・検証の価値がある。
何よりも、楽しい! 「現実的じゃない、証拠がない」という否定的な論議より、遥かに!
もし、本当だったら…それはそれで科学者としては楽しいですね。なんせ、「みんなが知らない技術がそこにある。」
ぜひとも見てみたいですね。植物巨大化技術に人造人間。笑
若い木は大きな葉をつけるというのは、地元のおばあさんの経験的なご意見でしたので、科学的な根拠はわかりませんが、なにか納得させられるお話でした。
それにしましても、
私たちが知っているということは、何て些末で小さいのでしょうね。
自分の血の一滴すですら、知り得ないし作れない。
無条件に受け入れるしかないのですから。
全て受け入れて、妄想を楽しんで、
人生を楽しんで行きましょ^う^よ^
下手したら大当たり。大発見もあるかもしれませんから^ね^