吾唯足を知る
この言葉は、心を探求するものにとって、真実に入る最後の門となる。
欲の皮を一枚ずつはがしていくと、やがてきれいな本質だけが残る。足るとはその本質で満たされた状態だと理解すれば、足るを知るということはまさに人の目指す最後の目標と言えるのかもしれない。
足るとは満足であり、感謝につながる。
足るとは100パセントの自己肯定であり、即身仏と言っても過言ではない。
即身絵画があってもいい。
具体の白髪一雄の作品など、まさにそんな絵画に違いない。
のしてんてん絵画もそこを目指したい。
私の心の旅もようやく、進む先が見えてきたのだろうか。
描くという至福に感謝するばかりだ。
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