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素粒子と地球の大きさの比は(1対10の22乗)、これはスケールの螺旋構造に共通の比率だと考えていいと思います。そうすることで、素粒子がヒトをつくるという行程が永遠に繰り返される、スケールの軸を思い浮かべることが出来るのです。
このスケールの軸に沿って、(10の22乗)という比率は面白い着想を示してくれます。
たとえば、この宇宙の始まりはビックバンだという考えかたがあります。
( この画像は、悠久の世界(i-Mart)に掲載されています。)
これは、均衡したエネルギー状態の宇宙から、どうして宇宙が生まれたのかという疑問を解き明かそうと、現在の科学が進める研究から生まれた想像図です。
もし私に、(10の22乗)倍もの大きな目があって、その眼でこのビックバン宇宙を見たとしたらどうでしょうか。
そこにはヒトが生まれる姿が見えるかもしれません。母親の胎内で発生する受精卵から成長するヒトの姿と考えることも出来るのです。
そして、宇宙の崩壊はヒトの死に相当するかもしれない。つまり、死によってふるまう原子の動きをみれば、宇宙の崩壊も解明されるかもしれません。
ビックバンから宇宙が生まれる時間は何億年と言われていますが、この宇宙の時間は、私たちの時間では、100年にも満たないかもしれません。スケールの大きな世界は、それだけゆったりと時間が流れているように見えるのです。
なぜ、天体の形や動きが、原子と似ているのか、そんな研究をしてほしいと思いませんか?
科学がそこまでメスを入れたら、きっと新しい何かが生まれる。私はそう思います。
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