アートフェア サンタフェの旅 15

 

　　アートフェア　サンタフェ

　　一番大変な一般公開の日程を、石さん一人を残して帰国。

　　仕事のためとはいえ、それはとても罪悪感に似た感情を持つ。

　　彼のブログをたどると、連日ブースを一人で切り盛りしなければならない。

　　ブース内は飲食禁止、もちろんタバコなど論外。

　　そしてブースを空にすることも出来ない。

　　彼は3日間、飲まず食わず、吸わずの三重苦を背負ってブースに立った。

　　ただただ、頭が下がる思いで一杯だ。

　　そして、巧みに私の絵も売ってくれた。

　　石さんの作品は5点まとめてコレクターが買ったという。

　　若手の作品も2点売れた。

　　売れなかったら地獄だが、

　　せめて結果が、救いの神となった。

　　石さん、本当にお疲れ様でした。