(2007年8月-10月にカテゴリー「小説セリナ短編」に連載した短編。そちらで分割して読んでいただくことも出来ます)
新セリナの物語(第一部 セリナ) のしてんてん著
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私が始めてセリナと遇ったのは国道を横切る地下道だった。
そこに地下水が零れ落ちている階段がある。直線の地下道に真横から . . . 本文を読む
絵かきを自称している私ですが、ときどき文字の欲求が出てきて、その時は気が済むまで出し尽くしてやらなければ、次に進めないという悪癖があります。
「セリナの物語」は、そんな癖に付き合わされてできたもので、当ブログ、2007年8月から56回に分けて書き下ろした自作の短編小説です。カテゴリー(小説セリナ短編)
ほぼ9年前の作品で、私はすっかり忘れていましたところ、ある女性が、それを読んでくれたようで、 . . . 本文を読む
(ガットネロの空間)
(知らないうちに似顔絵書いていただきました。谷口勇氏作)
(今回の個展に向けて仕上げた最後の一枚。 F12号 「五次元の人」 キャンバスに鉛筆)
かなり理屈過多の作品で、のしてんてん絵画としては異色の作品となりました。今回の個展は、五次元を意識した最初の個展という位置づけで、そのシンボルとして描いたものです。
私の提唱する五次元の世界。実際に目では見えませんが . . . 本文を読む
意識を砥ぐ、その最後の砦が自我だ。
自我は意識をとりこんで離さない。
意識は自分のものだと主張する。
それは半分正しいのだが半分は間違っている。それを自我に伝えたいのだ。正しく伝えれば分かってくれる。これが私のスタンスだ。
自我に出会わなければならない。
そのためには、自我から離れる訓練が必要になる。
しかしこれが難しい。
離れようという意識を持つと、 . . . 本文を読む