のしてんてんハッピーアート

複雑な心模様も
静かに安らいで眺めてみれば
シンプルなエネルギーの流れだと分かる

スケールマシン(スケール号の冒険)

2019-09-06 | 5次元宇宙に生きる(一人旅通信)
「あっ、花だス。」  「ほんとでヤす。ほら、あの島のまんなかに見えるでヤす。」  霧で隠されていた島が現れたとき、その中央に咲く一輪の花が初めてみんなの目に止まったのだ。花は幾分オレンジがかった色味を帯びて、白い風景の中で浮かび上がるような光を放っているのだった。ここから見えるのだから、かなり大きな花に違いない。  「博士、あれは何でしょう。」  「もしかしたら神ひと様と関係があるのではな . . . 本文を読む
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スケールマシン(スケール号の冒険)

2019-09-04 | 5次元宇宙に生きる(一人旅通信)
    一八、神ひと様     ついにやって来たのだ。みんなは窓の外の光景に釘付けになった。  初めて見る神ひと様。長い旅の果てにようやく巡り会う事が出来るのだ、その姿の一部始終を見逃さないようにと、誰の心も踊っていた。   だが、どうした訳か、次第にあらわになってくる光景は、乗組員達の心を裏切り始めたのだ。   人肌を接写した . . . 本文を読む
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スケールマシン(スケール号の冒険)

2019-09-02 | 5次元宇宙に生きる(一人旅通信)
   一七、最後の道程    スケール号は再びピンクの川の上空に戻って来た。緑の海の中に渦を巻くようにピンクの川が流れている。  以前に見た光景そのものだった。おばあさんの心の世界では、このピンクの川は、途中で流れが止められて、紫色に変色していたが、ここは健康そのもののようだった。   ただ見ているだけでは気づかないが、目前のピンクの川は、前に見たものよりはる . . . 本文を読む
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