今夜の「夕涼み子ども舞台」では普段はお目にかかれない趣向を見せていただいた。今夜のプログラムは基本的に子どもたちが主役。ジャズ・バンドやコーラス、キッズ・ダンスや太鼓演奏などで子どもたちが元気いっぱいのパフォーマンスを見せてくれた。そして最後のザ・わらべの舞台もまた、地方(じかた)を子どもたちが務めたのである。日本舞踊では舞い踊る人のことを立方(たちかた)、唄や三味線、お囃子などを地方と呼ぶ。いつもはザ・わらべの舞台でも地方の主体は大人たち。今夜のように子どもたちが主体となって地方を務めた舞台は今まで見たことがない。今夜、地方を務めてくれたのは本條秀美社中・玉うさぎの会の小学生5人のメンバーだ。何だかまた新しい展開が見られそうで楽しみになってきた。