徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

「熊本城・本丸御殿 秋夜の宴」へ おいでまっせ!

2012-08-28 20:39:37 | 音楽芸能


 8月もあと3日。異常に暑かった今年の夏も過ぎ去り、熊本は今週末から早くも秋のイベントシーズン。
 その先陣を切って熊本城・本丸御殿で毎週末開催されるのは恒例の「秋夜の宴」。
 出演は少女舞踊団ザ・わらべおよび妹分のこわらべを始めとする中村花誠社中の皆さん。
 また内容に応じたゲストが出演予定という。
 秋の夜長に邦楽と日本舞踊で優雅なひと時を過ごしませんか。
 時間は各日とも午後6時~午後7時30分

 9月 1日 【響と舞】城下町くまもと つれづれ集 杯の巻
 9月 8日 【響と舞】城下町くまもと つれづれ集 屋形船の巻(川尻をどり)
 9月15日 【響と舞】城下町くまもと つれづれ集 萩の巻
 9月22日 【響と舞】城下町くまもと つれづれ集 火と水の巻
10月 6日 【響と舞】城下町くまもと つれづれ集 月の巻(植木をどり)
10月20日 【響と舞】城下町くまもと つれづれ集 桔梗の巻(初午をどり)
10月27日 【響と舞】城下町くまもと つれづれ集 菊の巻

 この他、10月13日は「秋のくまもとお城まつり」期間中のため、「秋夜の宴スペシャル」として開催予定。

伝説のかぶき者 ~ 猿若の舞 初代勘三郎 ~

2012-08-28 00:44:09 | 文芸
 先週金曜夜のNHK「にっぽんの芸能」では2月に東京新橋演舞場で行われた六代目中村勘九郎襲名披露公演の中から「鏡獅子」を放送していた。全部は見れなかったので今週金曜昼の再放送を逃さず見ようと思う。
 ところで中村勘三郎さんは年内は病気療養に専念するらしいが、今僕は初代勘三郎を描いた時代小説「猿若の舞 初代勘三郎」(東郷隆著)を読んでいる最中だ。7年前に新潮社から出版されたらしいが、僕は数ヶ月前に何かの雑誌でこの小説の存在を初めて知った。すぐに購読したかったが既に絶版となっており、もうどこにも在庫はなさそうなのであきらめ、県立図書館から借りてきた。基本的にフィクションでありながら、随所に散りばめられた著者の東郷隆氏の博学多識ぶりが、この物語にリアリティを与えている。読み進むほどにその面白さに引きずり込まれているところだ。おそらく僕にとってここ数年間に読んだ小説のうちで最も面白い小説ということになるだろう。



▼「長唄 鏡獅子」&「舞踊 獅子の精」
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