天の川 紅葉を橋に わたせばや たなばたつめの 秋をしも待つ(古今和歌集・詠み人しらず)
▼訳
天の川に紅葉の葉が散ったのを水に浮かべて、橋のように渡すからなのだろうか、
おり姫は恋人の訪れるという秋をひとしお待っていることよ。(古語辞典より)
明日は「七夕」。これから猛暑のピークが来るというのに「七夕」は秋の季語。これはもともと旧暦7月7日の節句だった名残り。今年に読み替えると8月10日だそうである。つまり立秋を過ぎているので秋の季語というわけ。
下の端唄「もみじの橋」は上述の和歌をモチーフに織姫と彦星の天の川での七夕の逢瀬を唄ったもの。歌詞には深まりゆく秋の情景が唄われており、今日的には違和感も・・・
▼訳
天の川に紅葉の葉が散ったのを水に浮かべて、橋のように渡すからなのだろうか、
おり姫は恋人の訪れるという秋をひとしお待っていることよ。(古語辞典より)
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下の端唄「もみじの橋」は上述の和歌をモチーフに織姫と彦星の天の川での七夕の逢瀬を唄ったもの。歌詞には深まりゆく秋の情景が唄われており、今日的には違和感も・・・
いつになく、貴兄の造詣の深さに感心してしまいます。
有難うございました。
やっぱり名曲はちっとも古びませんね(^^♪