今、“Excel レガシー”なる言葉があるそうだ。要するに会社などで、個人個人が表計算ソフトExcelを使って自ら開発し、利用してきた業務アプリケーションが膨大な数になり、そのメンテナンスや継承が困難になっているということらしい。特に関数やマクロを駆使したものは、作った本人にしかわからないことが多いという。
しかしこの問題、20数年前にも同じようなことを言っていたような気がする。当時は表計算ソフトもまだ普及しておらず、パソコンはもっぱら、BASIC言語(VBの前身)を使ってプログラム開発をするのが当たり前だった。プログラムは作成者の思考方法や個性が反映されるので、他人には難解なものが多かったものだ。その頃、“スパゲッティ・プログラム”なんていう言葉もあった。また、2000年問題の時に話題になった、“COBOLレガシー”の問題も記憶に新しい。なんだかんだ言いながら、それらの問題もいつの間にか雲散霧消した。技術の進歩が問題を解決したのだろうが、Excelレガシーの問題も、20年後にはきっと忘れ去られているんだろうなぁ。
しかしこの問題、20数年前にも同じようなことを言っていたような気がする。当時は表計算ソフトもまだ普及しておらず、パソコンはもっぱら、BASIC言語(VBの前身)を使ってプログラム開発をするのが当たり前だった。プログラムは作成者の思考方法や個性が反映されるので、他人には難解なものが多かったものだ。その頃、“スパゲッティ・プログラム”なんていう言葉もあった。また、2000年問題の時に話題になった、“COBOLレガシー”の問題も記憶に新しい。なんだかんだ言いながら、それらの問題もいつの間にか雲散霧消した。技術の進歩が問題を解決したのだろうが、Excelレガシーの問題も、20年後にはきっと忘れ去られているんだろうなぁ。
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