徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

熊本城長塀前の早期開放を!

2021-05-16 19:46:07 | 熊本
 坪井川に沿った熊本城長塀(国指定重要文化財)は5年前の熊本地震で倒壊した。全長242mの塀の東側の約80mが倒壊し、塀を支える石の控柱も多くが破損した。復旧工事は昨年末には終わり、今では以前と同じ美しい姿を見せている。
 しかし、かつて市民の憩いの場であり、「坪井川園遊会」などのイベントにも使われていた長塀前は、馬具櫓などの復旧がまだ手付かずのため、いまだに立入規制されたまま。厩橋から行幸橋まで長塀前の芝生で多くの人々が憩う風景が早く戻ることを願っている。


復旧した長塀


かつて市民の憩いの場だった長塀前


毎年7月長塀前で行われていた坪井川精霊流し


昭和14年頃の長塀前



2010年3月長塀前特設舞台で行われた「坪井川園遊会」の芸能イベントより「おてもやん」


出演の少女舞踊団ザ・わらべは当時、中1と小6(写真提供:田尻善裕氏)


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Re:小父さんK 様 (FUSA)
2021-05-17 18:18:41
> ザ・わらべは当時、中1と小6・・・

三人とも幼い頃から踊り始めてこの時既に相当経験を積んでいましたのでね。

> 手や足の動きがユーモラス・・・

お師匠さんの細かい指示がありますので(^^♪

「いだてん」では「熊本自転車節」がフィーチャーされましたが、「おてもやん」もどこかで使われたかもしれません。「熊本自転車節」自体が「おてもやん」の続編みたいな唄です。

今回の地震ではなぜか、この長塀の石垣は崩れなかったんです。ですから復旧した真新しい塀と、下の古い石垣とちょっと違和感があります。

国指定重文となると、復旧するにも資材や工法などに制約がありますので簡単ではないようです。

長塀前のスペースは馬具櫓などをいったん解体してしまえば入れると思うんですけどね。熊本城の中でも特徴的なスポットですので開放が待たれます。
返信する
Unknown (小父さんK)
2021-05-17 17:30:51
>ザ・わらべは当時、中1と小6・・・

へ~~~っ、素晴らしいですね。
お面を付けていないでも、手や足の動きがユーモラスですね。
ふと思ったのですが、この「おてもやん」は『いだてん〜東京オリムピック噺〜』には使われませんでしたか?(笑)

復旧した長塀もりっぱですね!
これが洗われた綺麗な石積みだったらまた違う気がしますが、黒味がかった石が線を描いているのを目にすると、石工さんの努力を感じてしまいます。

春に夏に素敵な市民の憩い風景がとてもいいです。

>馬具櫓などの復旧がまだ手付かずのため、

残念ですね~!

先日復興工事の工期を近代建築の感覚で軽々しく書いてしまいましたが、特に城の大修理等、それも倒壊に伴う復興となるとそう簡単に出来ないことをどこかで気づきました(汗)

熊本城全体が元通りになるまでには、私どもの人生内で出来上がるかどうか?(笑)

でも、この長塀は貴兄が、お元気な内に開放されることでしょう。
でも、早く歩きたいものですね。

姫路城にも、たぶん大阪城、名古屋城にもこのような空間はなかったと思います。

有難うございました。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。