糸魚川市姫川流域は非常に鉱物が豊富。
だからこそ糸魚川特有のヒスイを始めとした石器作りの縄文文化が栄えたのでRが、姫川特有の鉱物の中でも金華石を忘れちゃ困る。
原石は赤茶けた凝灰岩みたいで地味だけど、カットしてみると凄いのだ。
質の良い原石は、黒っぽい泥岩に透明な瑪瑙や石英、金色の黄鉄鉱が混じっていて、宇宙から飛来してきた隕石のような姿。
ただその渋さから、オジサン用のベルトバックルくらいしか作られておらず、不当に評価の低い石。
それならその渋さを逆手に取って石笛作ってやろうぢゃないの!と作ったのがこれ。
透明な部分は瑪瑙で、菊花模様は黄鉄鉱の結晶。
ぬなかわヒスイ工房では普段から人が作らないモノばかり作っているので、たまにヒスイ仲間から「これ使ってみろ!」と色んな原石を頂けるのだが、今回は大先輩中の大先輩のレジェンドから金華石の原石を頂いた。
期待はしていなかったものの、カットして綺麗さにビックリ・・・研磨していくと忽然と金色の菊花模様が浮かび上がり、その神々しさに思わずのけぞった・・・。
ザラザラした赤茶の原石表皮を残して対比させてみた。
うっとり見惚れてしまう・・・森羅万象に神宿る・・・凄いなあ。
ヒスイだけが糸魚川の石ぢゃないぜ!