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わたしの海遊びの基地がB&G海洋センターだが、B&Gってなに?とよく聞かれる。
「むかしのテレビCMで一日一善!とやっていた笹川良一が、競艇の収益金を社会還元して各地につくった海洋スポーツ普及組織で、ブルーシー&グリーンランド財団の略称だよ。カヤックに書いてある人類一家、みな兄弟ってキャッチフレーズは、笹川さんの座右の銘」と説明しても、笹川良一を知らない若い世代が増えてきた。
とじまり用心、火の用心!のCMソングはレコード化されたようだ。
笹川良一も関係していた統一教会問題がにわかにクローズアップしてきたので、ちょっと整理しておく。
戦前の笹川はムッソリーニを崇拝する大衆右翼を公言していたし、ロッキード事件の利権右翼の児玉誉士夫はその時代の部下だった。A級戦犯として巣鴨プリズンに収監もされた右翼の大御所。
戦後は競艇を運営する「日本船舶振興会」をたちあげ、かっては東京湾に「船の科学館」なんて博物館もあった。
統一教会や、関連団体の国際勝共連合の名誉会長をしていたこともあるが、統一教会の在り方に問題ありと判断して早い段階で決別している。
戦前も太平洋戦争開戦に反対していたので、いわゆる利権右翼とはちょっと違う、純粋な民族主義者であったようだ。
競艇であげた莫大な利益を、B&Gの規定要件を満たせばプールやカヌーを揃えた艇庫を地方自治体に気前よく寄贈した、社会奉仕活動の人でもあり、海外でも篤志家としての活動の方が有名らしい。
ある財界人が、「船の科学館」に笹川を訪ねた。昼飯をご馳走すると言われ期待に胸を膨らませていたら、「船の科学館」の大衆食堂に連れていかれてチャーハンを食わされ、笹川が満面の笑みを浮かべて「どうですか、ここのチャーハンは美味いでしょ?」と言った笑い話がある。
大金持ちでも生活は質素で、公言する大衆右翼そのまんま、大衆目線を持っていたようだ。
善悪定まらず・・・常人の理解をこえた巨人だと私は認識している。私の政治信条はリベラルを自認しているけども、B&G海洋クラブを贈ってくれた笹川良一に感謝している。
笹川のじいさんが生きていたら、反社会的なカルト教団として広く認識された時代になっても、蜜月の関係を続ける保守政治家たちに何て言うだろうか。
#笹川良一 #統一教会問題と笹川良一
シートウサミットのひとコマ。
DIYでサッシを取付ける時は、床がからまない窓なら意外に簡単で水平垂直の精度もでるが、難しいのは床や土間がからむ出入口という学びをした(笑)
床がらみの出入口サッシを取付ける時は、床の水平の精度が悪かったので大引き・垂木のやりなおしで収めることができたし、床にサッシ枠を乗せてしまえばひとり作業でも大丈夫。