縄文人(見習い)の糸魚川発!

ヒスイの故郷、糸魚川のヒスイ職人が、縄文・整体・自然農法をライフワークに情報発信!

除雪に適した長靴はなにか問題について一定の結論を得た・・・弘進ゴム工業の作業長靴

2021年01月30日 08時29分49秒 | 田舎暮らし

除雪に適した長靴は何か問題につき、高田の一斉除雪で一定の結論をみた(笑)

多くの人が私と同じ「作業長靴」を履いていたのは、恐らく農林水産建築方面の人が、普段の仕事用の長靴で除雪していたことが第一。
 
この長靴は筒の部分の太さが絶妙で、ズボンを中に入れるにしても余裕があり、太すぎないから歩き易く、底と足首に柔軟性があるのでハシゴで屋根に上る、滑りやすい屋根の上で歩くことに適していて、かつ値段もそこそこで耐久性もあるから現場の人に人気があるのだ。
 
ライニングは薄い布張りだけでも、新潟くらいの寒さだったら防寒靴底を入れて厚い靴下を履けば事足りるし、除雪以外にも農作業や災害ボランティアと季節を問わず使えるのが有難い。
 
この長靴の筒上部に2本の横筋と斜めの筋が入っているのは飾りではなく、各自が好きなところで切って使ってくださいという配慮であるらしい。この配慮は、フクラハギの太い相撲取り体形にとってもありがたいと思う。
雨合羽はズボンの裾をマジックテープでアジャストできるタイプを選んでいるのは、スパッツ無しで深雪に入っても裾から雪が入らないため。
 
第二に、ライニングのある防寒長靴は、寒い中で動かず立っているようなスキー場リフト作業員や交通誘導員には向いても、除雪作業はとにかく汗をかくから蒸れるし、内部結露が乾きにくい。また柔軟性が劣るので屋根の上の作業に向いていないこと。
 
こんな理由で、作業長靴が好まれているのではないか。
 
検索したら仙台の「弘進ゴム工業の作業長靴」であるらしく、カラーリングは黒・青・白・黄色・赤と5色のラインナップ!
 
私が白を選んでいるのは、暑い時期でも比較的涼しいからデス。
 
流通している長靴の大部分はPVC製やEVC製などの塩化ビニール系の素材で、歩くだけでマイクロチップをまき散らしているから、長持ちする作業長靴は、粗大ゴミの減量にも役立っていると思う次第。
 
ちなみに作業長靴には爪先ガード有りのタイプと無しのタイプ2種類があり、有りの方は長く使っていると爪先ガードの付根から裂けてくるし、無しの方が軽くて柔軟性があるので、私は無しのタイプを愛用している。
茶色いゴム製ブーツは、日常用とバイク用にアウトドアショップで買った長靴だが、選定理由は作業長靴と同じく歩き易く足入れがし易い他に、自然素材の長靴を普段履きにしたかったことが一番の理由。
 
英国製と思い込んでいたのだけど、これもネット検索したら弘進ゴム工業製だったと判明した。相性がいい会社なのね。
 
確か12,000円くらいで買ったハズだが、すでに20年近く愛用しているので安い買い物だと思うし、現在は18,000円と値上がりしているようだ。
天然ゴム100%だと1シーズンくらいしか保たないと思うので、なにがしかの添加物は入っていると思うが、バイク屋さんに教えてもらって、たまに保革ワックスを塗って手入して20年も履いているので、長持ちする分はエコだと思う。
 
 

 


高田の屋根雪降ろしは横向き排雪が安全・・・クマ武のスノーダンプの使い方考

2021年01月28日 08時23分41秒 | 田舎暮らし

クマ武(大サイズ)と吉鉄(小サイズ)のスノーダンプを使い比べてみたので、購入の参考に。

吉鉄(小サイズ)はクマ武(大サイズ)に入子になるサイズだが、クマ武が明らかに軽い。ハンドルも立ち上がっているのが解る。
 
雪の上の滑りと、食いつきがよいのはクマ武。
予想通りにクマ武の唯一の不満は、ハンドル下部に横梁がないこと。吉鉄の愛好者はこれがあるからクマ武ではなく吉鉄を選ぶ。
 
除雪では雪をブロック状に切出すために、あらかかじめスノーダンプを横向きに持ち上げて雪に差して切れ目を入れておくのだけど、この時に横梁がないので持ち上げにくいのデス。
 
そこで取り回しのいいクマ武の長所を活かして、ブロック状に切れ目を入れる工程は無しにして、雪の塊りに横からサクッと差し込み、そのまま自重で軒方向に90度滑らせて排雪してみたら、隣りで吉鉄を使ってブロック状に切出して除雪していた若者より、作業速度は1・5倍くらい早かった。
一見して横着な方式だし除雪面は凸凹になってしまうが、屋根勾配に対して体が横向きなので滑落の危険が減少するし、かつ歩き回らなくてもよいので疲労度も減少するようだ。
 
凸凹になった雪面の見てくれが悪くても、安全に除雪するという目的は果たせているし、気になれば後から出っ張った部分をそぎ落とせばいいだけ。
 
屋根の上に行くと流石にこの方式だと排雪は軒先で止まるので、同じように身体を横向きにして90度回転させて軒下に落とす。
 
この作業も含めてもスタンダードな方式より早かったヨ。
 
この方式は、切妻屋根の軒方向に「上から下へ」排雪するしかない高田の民家では、作業効率だけでなく安全面でもおススメであります。
 
妻(雨樋のない方)に排雪できるなら、てっぺんの棟に平行して上から下に横方向に移動する除雪方法が安全。
クマ武の鋭い刃先の食いつきの良さに惚れこんだ。周りで吉鉄を使っている人達に使ってもらったら、軽い!滑る!と驚いていた。
 
ちなみに我がチームは土田親方の方針で、滑落防止に雪止めアングルが見えない程度くらいに雪を残していたが、恐らくその後の雨と天気の回復で数日で残雪はなくなったと思う。
 
お向かいで除雪していたチームは、律儀に屋根材が見えるまで綺麗に除雪していたので、滑って危なそうだったゾ。
 
除雪はケースバイケースで最良の方法は違うし、除雪器具も人それぞれ流儀や好みがあるのでベストというものはないと思うが、安全第一であることは間違いないことですな。
 

除雪ミカンは美味い!

2021年01月26日 08時14分35秒 | 田舎暮らし

除雪の前にミカンを雪に埋めて冷やしておくのはささやかな楽しみ。

小休憩の時に雪からミカンを掘り出して「ミカン食うか?」と仲間に差し出せば、誰もが相好を崩す。

カラカラに乾いた喉に染みる果汁の甘露さは、除雪労務者(笑)へのご褒美みたいなもの。

雪の中に埋めたミカンが行方不明になった笑い話や、缶ビールを放り投げておいて掘り出す時まで頑張るのだと励みにする人もいるなどと、たわいのない話題に花が咲く。
 
昔ながらの宿場町や町屋と同じく、高田の雁木通りの民家は平入家屋(玄関側に軒の雨樋がある家)
雁木があることと、屋根が雪が滑りやすいように2寸~3寸勾配のトタン横葺きであること、屋根雪降ろしのためのハシゴが下屋に固定されている民家があちこちにあることが高田ならではで、残しておいて欲しい雪国の風景。
 
除雪ミカンも、労苦のなかにも楽しみを見出す雪国の知恵。
 

雪樋(ゆきどよ)は雪国の知恵・・・屋根雪おろしの民具

2021年01月25日 08時21分07秒 | 民俗学ごっこ

高田の一斉除雪で雪樋(ユキドヨ)をはじめて使って、屋根の上を歩きまわらなくてよい工夫に感動した。

「雪国十日町の暮らしと民具」には、雪樋は昭和初期から使われ、金属製スコップが普及しはじめたのは大正時代からと紹介されており、それ以前の除雪は大変だったろう。
高田で使われていた雪樋は幅50㎝×長さ3・6m内外で、各戸で大工に注文したそうだ。
 
真冬以外は無用の長物を雁木の下に吊るして保管する家もあって、各戸の工夫が面白い。
 
近年では塩ビ製波板トタンをそのまま代用したり、ホームセンターには波板トタンの端を丸めて排雪が横に逃げないためのプラスチック製枠も売られていた。
屋根雪おろしで一番危ないのは転落だから、雪樋は便利であるだけでなく安全対策でもある。
 
 
もっとも簡易な代替品はブルーシートだそうで、除雪の甲子園ともいえる高田の一斉除雪は、民具好きには楽しい2泊3日であった。
 
 

氷ついた雪を崩すには、唐グワと根切りが活躍

2021年01月22日 09時00分00秒 | 記録しておきたいヒト・モノ・本・映画
氷点下でガチガチに固まった残雪と、舗装に張り付いた氷で歩行者がツルツル滑って危なっかしい。
金象スコップや平クワでさえ跳ね返してしまうので、土工用の分厚い「唐グワ」を薪割り式に打ち下ろしたら、面白いように大きなブロック状に割れていった。
唐グワ(トウグワ・現場ではトンガとも)には薄くて広いタイプと、厚くて狭いタイプがあり、前者はユーラシア大陸で広く農耕用に使われている。後者は土木工事で樹の根っこや小石が多い所を崩す時によく使われ、今回は後者使用。
舗装に張り付いた氷は、土工用の「根切り」をやや斜めにしてコツコツ落としたら、簡単にはがれてくれた。
横断歩道に氷が張りついて、歩行者が恐る恐る歩いていたので根切りでザクザクにしておいた。
こんな感じ・・・
根切りは長い棒の先端に厚い鋼鉄の刃が付いた根っこの切断用。
 
今年の雪は手ごわいが、明日から上越市へ除雪遠征でござる。
 
気温が緩み雪も湿ってきてはいると思うが、金象スコップ、クマ武のスノーダンプの他に、唐グワと根切りも持っていくことにした。

スノーダンプ界のロールスロイス「クマ武」を買った

2021年01月19日 08時36分51秒 | 記録しておきたいヒト・モノ・本・映画
除雪ボランティアの要請があった時のためと、除雪の真っ最中にポリカ製スノーダンプが壊れた時のために、上越の友人に頼んでクマ武スノーダンプを買いに行ってもらった。
 
製造元の十日町市の山田屋商店さんは基本的に通販はしないのだが、タイミングよく上越市のコメリ浦川原店に納品した翌日だったのです。
大サイズ13,800円(税込)を購入。鋼製の吉鉄(ハギワラ工業)の大サイズなら9,000円くらいだそうだが、今期は生産終了で在庫払拭。
 
ハンドル部分の角度が立ち上がり気味で短めなクマ武は、横向きに持ち上げて雪塊に切れ目を入れやすくするデザイン意図があるような。
大・中・屋根用と3種類のサイズがあるが、すべて幅は同じで奥行きだけが違うのは、かたい雪に差し込む時の抵抗低減と量産向きにコストダウンを考慮した結果か?
開発者の経験や哲学が読み取れる製品デザインは、お主やるな!と感じるし、使ってみればやはり違う。
 
吉鉄(ハギワラ工業)の鋼製スノーダンプも同様で、使用者は口をそろえて使いやすいと絶賛する。
 
女性でも扱いやすい軽量コンパクトサイズのクマ武は、熱伝導率の低いステンレス製ゆえにパウダースノーはくっ付き易いが、そんな時は蝋を塗ればいいし、面倒なら潤滑スプレーを吹き付ければいい。
本体は一体プレス成型、部品は刃先とハンドルのみのシンプルなスノーダンプ
 
金属素材は壊れにくく壊れても修理できる。そして使用に耐えなくなった時はリサイクルゴミになるところが私好み。
 
プラスチック製除雪道具は壊れたら修理が利かない粗大ゴミになるし、使うたびにマイクロチップとかが飛散する訳で、あまり気分はよくないですからねぇ。
 
多少高価でも、使うたびに愛着が沸いて元は取れると思う。
 
 

「アマゾン無宿世紀の大魔王」・・・今の時期こそ観ていただきたい映画

2021年01月17日 10時04分01秒 | 記録しておきたいヒト・モノ・本・映画

コロナ自粛や除雪でお疲れの方にお勧めの映画。

戦後、GHQから軍国主義を助長すると時代劇が禁止され、苦肉の策として製作したのが「多羅尾坂内シリーズ」などの無国籍アクション映画。
 
多羅尾シリーズの大ヒットに味をしめ、さらに荒唐無稽にパワーアップした「無宿シリーズ」全2作が捧腹絶倒で傑作なのです。
片岡千恵蔵さん演じる渡世人「アマゾンの源次」が、時代劇そのままのセリフ回し、悪漢が雨霰と撃つ鉄砲玉をホイッ、ホイッと身をかわし、肩をゆらしてガニマタで走り回る姿に拍手喝采。
 
アマゾン無宿といっても、冒頭で日系ブラジル人の源次が故郷に舞い戻ってくるというだけで、現地ロケはなし。最初に使い回しらしいアマゾン川の空撮がちょっとあるくらい。
 
世紀の大魔王はどこに出てくるのだ???( ´艸`)
 
悪漢のアジトは多羅尾坂内シリーズと同じく、決まって地下キャバレーの奥に隠れ家があり、千恵蔵さんがキャバレーの階段を降りながら悪行の数々を暴いていき、いならぶ悪漢たちが鉄砲も撃たずに驚いた顔をして黙って観ていて、立ち回りとなるラストはお約束(笑)
 
「そんなこたぁ、どうでもいいぢゃねぇか面白けりゃ。だいたい、鉄砲玉ぁ避けられる訳ゃねぇや、アッハッハ」と御大千恵蔵さんの豪快な笑い声が聴こえてくる。
 
私は学生時代に池袋文芸座で観たのだけど、アマゾンブライムビデオで視聴できるよう。
 
高度成長期に作られた元気な映画を観て、息抜きしましょ。
 

 


我が除雪人生の中で最高のスコップに巡り合えた・・・金象印

2021年01月15日 07時58分58秒 | 記録しておきたいヒト・モノ・本・映画

我が除雪人生の中で最高のスコップに巡り合えたので、新規購入を検討している人にご紹介。

明治期に初の国産スコップの量産販売に成功した金象印(浅香工業)は、堅牢無比で使いやすく、その割に安価なので建設業者御用達の信頼のブランド。
除雪には氷状の雪塊を崩す、削るために平鍬が重宝しております。もちろんスノーダンプも活躍しております。
 
右からスタンダードば鋼製角スコ、その軽量タイプ「かるーいゾーショベル」、鋼製の「A柄パンチャースコップ#3」、アルミ製「D柄アルミスコップ#3」
 
これまでは金色の鋼製角スコを使っていたが、鋼材を薄くして20%軽量化した青い「かるーいゾーショベル」が、先端がブレード状に加工されているのでサクッと雪に食いつく感じが実に気持ちがいい。女性用に開発した軽量タイプとのことだが、重い雪質の新潟の除雪のためにあるようなスコップ。
写真では見えないけど「かるーいゾーショベル」の先端は、鋭角に斜めに成形されていて雪に食いつきがいい。
 
金象の柄がパイプになったタイプは、滑りにくいようにパイプに縦溝がつけてあり、グリップも太鼓状に膨らんでいるので持ちやすく、疲労度を低減してくれる心憎いアイデア。
 
また新雪時や屋根雪降ろしに使っていた大型の「石炭スコップ」も、アルミ製より鋼製のパンチャースコップ(穴開きタイプ)の方が雪に食いつきがよく、雪離れもよくて感激。
 
金象印の同形スコップでも、カタログ値はアルミ製の方が軽いのだが、持ってみると鋼製の方が軽く感じる。これは「すくい」部分を穴あきにした先端部分が軽くなった結果として、重量バランスが絶妙になったためらしい。
 
つまりは作業効率がよくて疲れにくいのです。糸魚川ならホサカ金物さんで売っております。
 
ポリカーボネート製が軽くて人気があるけど、雪玉が握れないほどのパウダースノーなら使えても、それ以外の雪質では剛性が低いので作業効率が悪く、耐久性もイマイチ。
 
1本だけ選ぶとすれば、鋼製パンチャータイプをイチオシ。
 
興味のある人は、下記「金象本舗」ホームページをご覧くだされ。
https://shop.asaka-ind.co.jp/shopbrand/0000000182/
 
各業種ごとのスコップが紹介されていて、観ているだけで楽しいです。
 

ぬなかわヒスイ工房の屋根にアンドレ・ザ・ジャイアントが28人も乗っている!

2021年01月13日 08時35分53秒 | ぬなかわヒスイ工房

ぬなかわヒスイ工房開設以来、8年目にして初めての屋根雪降ろし。

積雪1mに屋根面積を掛けて比重0・5換算すると約6・6tの等分布荷重!写真は厚み3~5㎝だけ残して雪降ろしした状態

わかりやすくいうと体重240キロもあった「歩く人間山脈」ことアンドレ・ザ・ジャイアントが28人も乗っていたことになるが、かえって解り難い?( ´艸`)
 
素人のDIYにしては、裏口ドアも普通に開いて上出来。
ロールした雪庇は地面に接して自立していて、屋根雪と荷重的には縁が切れているので荷重上は問題ナシとしてそのまま。屋根雪が積もって降雪が続く状態なら雪庇の重みで軒先を壊してしまうので、建築に詳しくない人は真似しちゃ駄目デス。
 
また写真では解らないのだけど、雪庇が壊れやすいように外側下部を薄く削っておいたので、撮影の半日後に外側に倒れてくれた。
 
私は橋梁の設計や住宅リフォーム店の店長をしていたので、構造にはちと詳しい。
 
これは要するにカール・ゴッチが得意としたジャーマン・スープレックス・ホールド状態なのである。要されてない?(笑)
 
除雪の真っ最中に山間地で孤立した集落の先輩から、除雪用スコップの柄が折れたので新品と食料品も欲しいと救援の依頼があった。
 
糸魚川に4軒あるホームセンターにはスコップの在庫なく、建設業者ご用達のホサカ金物でスコップ確保。
 
食料品となるとパンと牛乳が近所のスーパーでも店頭に並ぶと同時に売れてしまい、4軒回って要望の品を揃えたが、国道8号線が渋滞して動かず、国交省高田河川国道事務所に電話で問い合わせたら一斉除雪のために通行止めとのこと。
 
聞いてないよぅ!と抗議したら、「上越ふゆみち情報」なるアプリをダウンロードしてくださいと言われたが、通行止め区間や時間帯を聞いても詳細不明という衝撃の事実が判明したゾ・・・それで管理者?
 
埒が明かないので一度帰宅してアプリをダウンロードして待つこと3時間、「通行止めが解除しました!」と女性の音声ガイドがあったので再出発したら、またもや渋滞で動かない。
 
再度高田事務所に電話問合せしたら、アプリは3年前に導入してアップロードしておりますが通行止め情報のみで渋滞に関しては未対応!ライブビューによると除雪ができていない狭い道で大型トラックがすれ違いできないための渋滞と思われます!と実に淡々と答えてくれましたわ・・・まるで他人事。
 
税金使って役立たないアプリを開発すんな!ライブビューで渋滞を確認してんなら情報をホームページやSNSで公表せんかい!ラジオの交通情報に提供せんかい!渋滞箇所で交通誘導せんかい!と厳重に指導しておきました( ´艸`)
 
再び帰宅して国道8号線のライブビューをチェックしていたが、渋滞は深夜まで続いていたようだ。
 
そこで朝5時にライブビューで渋滞していないことを確認して、渋滞前に救援物資運搬決行。
渋滞無しで集落に到達したが最後の登り坂が登坂できず、やむなく登り坂手前にある地蔵堂に救援物資を置いてきた。
よくしたもので、お堂はこんな時のために常夜灯が灯され解放してあり、中には新聞受けまであった。これぞ雪国の知恵。
集落を守るお地蔵さん
 
物資購入から足掛け3日間、3度の運搬にしてミッション終了した訳だが、大戦末期に米軍に完全包囲されたキスカ島守備の3千名余の将兵の救出を何度も引き返しながら成功させて、米軍からも賞賛された「キスカ島奇跡の撤退作戦」を指揮した木村中将の気分(笑)
 
北陸道の通行止めが解除されたようだから、今日にも流通が平常に戻るのではないか。
 
 

 


記録的豪雪が峠を越した報せか・・・真冬の夕焼けと不屈のラーメン屋魂

2021年01月11日 08時59分29秒 | 田舎暮らし

新潟の真冬には珍しい夕焼け。

除雪におわれた記録的な豪雪も、ついに峠を越したか?
 
拙宅付近が記録的豪雪とNHK全国ニュースで報道されたようで、豪雪見舞いのメールを頂いたが、幹線道路の枝道に70㎝も積もって通行不可能になったのは帰郷以来初めてで、3時間かけて十字路から拙宅までは車が入って来られるまで人力除雪した。
雪の壁から除雪車が現れた時、「サンダーバード」のテーマ曲が流れた(笑)
昼になって除雪車が枝道に来てくれて一気に開通、ご近所一同歓喜。自家用車もそうだが、万が一の時に消防車や救急車が入れないから助かる。
 
2mの雪の壁に閉ざされた歩道を観るのは小学生以来で、懐かしくて嬉しい感じもする。
 
商店が軒並み臨時休業しているのに、お向かいのラーメン屋さんが従業員総出で除雪していた。
 
今日は誰も来ねぇだろよ!と声をかけると、やりますよぅ!お待ちしておりま~す!と笑っていた。
 
非常事態でも懸命に日常を保とうとする不屈のラーメン屋魂、期待に応えねばなるまい。
 
ちなみに麺の大盛り無料!