はじめての勾玉、はじめてのイヤリングを身につけて得意満面の女子。
彼女は照れると、舌を右上唇のほうに出す不二家のペコちゃんポーズを自然にとるのだが、ことによるとペコちゃんにはモデルがいるのかな。
なにをやっても「かわいい!」って言ってもらえる人生で最も幸せな時代は、私には遠い彼方。
今年最後のお客さんは、大人になってもヒスイのおぢちゃんのことを覚えていてくれるだろうか、と感傷的になる年の瀬。よいお年を。
はじめての勾玉、はじめてのイヤリングを身につけて得意満面の女子。
誰でもできるヒスイの簡易鑑定法をご紹介。
俳優の斎藤晴彦さんだったか不破万作さんだかが、「芝居の神様っているのよ。どんな客が入らない芝居だって、くさらずに一生懸命やってると芝居の神様がちゃんと見ていて、ある日突然、客が入り出すんだ。」と、高校の頃に観たTV番組「今夜は最高!」でタモリさんに言って、「でた~、アングラ役者の苦労話!」と、いじられていたのを覚えている。
ヒスイ加工も同じで、集中し続けていたら神様がやってきたと実感することがある。
「大首飾り令和の大改修」は、PEラインを絹糸に交換する段階に入って3日経過。
右下の空いた部分は資材や図面を置くスペース。
11月に都内で開催された個展で、目玉として三種の神器を出品して評判がよかったのですが・・・。
昨夜読んだ「糸魚川市史」に古墳時代の「天津神社境内遺跡」から、滑石製ではあるものの三種の神器が出土したとあり、フハ~ッとなった。フハ~ッとは水木しげる漫画で多用される感嘆詞だ。
滑石の代替品のロディン岩の勾玉24点と管玉2点が完成して、バレル研磨機にひと晩放り込んでおいたらいい感じにエイジング加工できた。
小論文「滑石製レッドキング勾玉の成因についての考察」
郷土愛あふれる富山の人、帆船好きの人にオススメしたいのが、映画「八十日間世界一周」
幕末の蝦夷地探検家、明治の好事家だった松浦武四郎の遺物「大首飾り」は、武四郎が蒐集した玉類243点をつないだ首飾り。