縄文人(見習い)の糸魚川発!

ヒスイの故郷、糸魚川のヒスイ職人が、縄文・整体・自然農法をライフワークに情報発信!

「石のまちプロジェクト」の問題点・・・賑わえばいいというもんじゃない

2019年07月31日 07時46分08秒 | ヒスイ

ヒスイ拾いの観光客で賑わうひすい海岸で、ハンマーで石を割って「化石探し」に興じる親子連れがいた。

割れた石の破片が飛び散り、周りの人を傷つけたり、尖った石で足を切る危険さを想像できないのだろうか?

石英斑岩を割った所で化石は出ないよ、とやんわり注意した。

飛び散った剥片が、他の海水浴客の眼を直撃して失明する事態だってあり得る危険な行為。

 

糸魚川市は電通に莫大な宣伝広告費を支払って「石のまちプロジェクト」を始めたが、関係者たちは現場の実情を知っているのだろうか。

弁当ゴミやペットボトル、吸い殻を捨てていく人もいる。


シャワー、トイレは無料です!
好きなだけ石を拾って土産にしてください!ゴミもこちらで処分します!

糸魚川市はどこまでお人よしなのだろうか?

昨今は土下座外交という言葉があるが、これでは土下座観光ではないか。

観光客に聞くと、多くは午前中にフォッサマグナミュージアムに直行して、食事してから海岸で海水浴がてらヒスイ拾いをして帰るようだが、地元に幾らお金が落ちているのだろう?

気合の入ったヒスイハンター(嫌いな言葉だが)は、車中泊でコンビニ弁当と言う声も聞く。

噂では電通に二千万円も支払ったそうだが、対費用効果の検証をしないなら職務怠慢と言われても仕方ない。

 

割られた石をフォッサマグナミュージアムに持ち込み、受付に展示してマナー教育をしてくれと頼んだ。

これは是非ともやって頂きたい。

マナー啓蒙も含めての「石のまちプロジェクト」でないと文化事業ではなく、単なる観光事業になってしまう。

ひすい海岸は子供の頃からの遊び場、けんか祭りの禊の海、甚平、甚之丞の兄弟漁師が沖を漂流する神を助けて「押上げた」伝説の浜。

浜っ子の聖地とも言える浜が土足で踏み荒らされているようで、私の心中は穏やかではない。

モノ人気だけを煽る宣伝も頂けないし、ヒスイ人気を糸魚川人気と勘違いしてはいけない。

ヒスイ人気が高くなったと言っても、糸魚川の風土や文化、歴史に対してのリスペクトが足りなさ過ぎる。

そのアンチテーゼ、というか補う想いが、私の取り組んできた「ヒトとヒスイの物語プロジェクト」なのだ。




アシナガバチを舐めてはいけん!

2019年07月29日 08時01分53秒 | サバイバル

工房にアシナガバチの巣があるのを知ってはいたが、性質がおとなしく毒も弱いので黙認していた。

ウィキぺデイアさんのフリー画像より。ミツバチと違い、アシナガバチはスズメバチの仲間で肉食だとか。

 

ところが不注意から蜂を刺激してしまい、2日続けて刺されてエライことになったので、みなさんご注意!

動悸、呼吸困難、酩酊感、発熱と急性アルコール中毒のような症状・・・普通の人なら救急搬送レベルだが、私は整体協会の教授資格者だからこんな時は冷静だ。
定石通りに毒消しの操法をしたら、一瞬で症状は消えた。

整体スゲ~!・・・と喜んだのは束の間で、次は胸、鼠径部、後頭部に猛烈な痒みが出てから全身に蕁麻疹が広がり、唇まで腫れてきた。

毒を排泄したがっている訳ですな。

緊急事態は過ぎたので、慌てず裏の海で泳いだら、3分ほどで痒みと腫れが収まってきた。

自宅裏がひすい海岸で、夏は仕事の後に海で泳いで汗を流して体を冷やしております。この日も県外からのヒスイ拾いの人で賑わっていた。

泳いで体が冷えたら日光浴。水深2~5mくらいまで海底を這うように泳ぐ。ついでにヒスイが拾えれば一挙両得だが、あくまでも海底散歩が目的。

真っ赤だった体の色が引いて、赤い発疹がポツポツと浮き出ていたので海水浴と日光浴を数回繰り返すうちに発疹も消えた。

海の浄化力もスゲ~!

アシナガバチを舐めてはいけん(笑)




失敗から何を学ぶか?・・・糸魚川で2度目の手作り楽器体験会

2019年07月28日 08時35分50秒 | 整体・動法・稽古会・体験会

いままで県外しか呼ばれなかった手作り楽器体験会が、今年はどういう訳か、糸魚川でたて続けに2度目の開催。


今回は糸魚川公民館主催の企画だから、工作道具も揃って必要経費と謝礼も頂ける嬉しい依頼・・・必要経費は謝礼の範囲、あるいは謝礼は交通費程度という依頼もあるのですよ。

ただの塩ビ管を吹くとプーという音、接続ジョイントで長くしたり太くしたりで形状を4段階に変化させて吹いていくと、最後は本物のデジュリドウと遜色ない野太い音が出るが、その過程を見せることが大事。


身近な物が楽器になる驚きは、工夫を愉しむ喜びに繋がる。

ただ楽器を作りました!というお子様ランチ的な体験ではもったいないのだ。

今回はフィイルムケース蟲笛、ストロー笛、ウナリ木を作って貰ったが、途中で失敗してがっかりする子供にリカバリー方法を教えると、哀しい顔が一転してニコニコ顔になった。

遊びに失敗はない。

失敗と諦めたら、様々な可能性の芽を摘んでしまうことになり兼ねない。

そこび学びはなく、そこからどう工夫するのかが大事なのだ。

ボール紙で作ったウナリ木。2枚重ねで振り回すと音は小さく、4枚重ねだとブンブンと恐ろし気な音がするのは何でだろう?うまく回転しないのは左右バランスが悪いから?それとも回し方が悪いのか?と個別にアドバイスしていった。


次回は来年2月、糸魚川では初の「忍者入門体験」

予告したら子供たちは参加した~い!と手を挙げてくれた。

遊びをすむとや生まれけむ?・・・イエ~ス、愉しいで~す!


仕事はあっても原石がない・・・糸魚川ヒスイの現実

2019年07月26日 08時16分07秒 | ぬなかわヒスイ工房

久しぶりに原石屋さんに寄ったら、かっては展示棚いっぱいに山積みになっていた原石が、平積みでも棚の面が見えるほど品薄になっており暗澹たる思い。

糸魚川ヒスイが国石認定されて以降、覚悟はしていたものの、原石の流通量が確実に減っているのだ。

投機対象として売り渋り?一部業者の買い占め独占?

それとも・・・枯渇???

糸魚川ヒスイを投機対象に推す富裕層向けのサイトまであるようだ。

ヒスイ加工を初めて8年、宣伝広告費ゼロでも注文が絶えなくなったし、博物館から遺物の複製品製作も依頼された。

来週には日本経済新聞の取材、来月はNHKも取材に来るし、フォッサマグナミュージアムで講演もさせて貰えるようになり、「ヒトとヒスイの物語」路線の情報発信は世に受け入れられつつあるとは思う。

ところが注文されても原石が無い。

写真の注文ピアスは、納得のいくまで製作して1週間かかった。

こんなヒスイを加工できるのは保有する在庫限りか?

真摯に取り組んでいれば何とか道は拓けるのだろうか?

いつか出雲の碧玉、甲府の水晶のように、「かって糸魚川ヒスイが盛んに売買され時代があった」と過去形で語られる時代が来るのかも知れない。

希少鉱物ヒスイの金銭的価値だけが評価されては堪らない。





ヌナカワ姫慰霊祭のご案内

2019年07月22日 21時44分09秒 | ぬなかわ姫

個人的でささやかな催しですが、ヌナカワ姫慰霊祭を行います。


夜にはライブもありますが、慰霊祭のみの参加も歓迎です。


古事記に記述された求愛譚を元に創作された恋物語ばかりが世に出ていますが、地元では恐らくは千七百年近くも悲劇の伝説が語り継がれてきました。

忘れ去られようとしている悲劇の伝説を個人的に語り継いできましたが、姫がお隠れになった伝説のある稚児ケ池にを案内すると、音楽を奏でる人、祝詞をあげる人や瞑目するなど各人各様の慰霊をしてくれるようになりました。

今回は9年前に、記念すべき最初の奉納演奏をしてくれたカズさんこと、大村和生さんが再び演奏してくれます。

あの時は場が揺らぎ空気が震えた演奏で、プロのミュージシャンの凄みを感じました。

ご一緒に慰霊祭をしませんか?

慰霊祭の後の18時半から、市内のライブカフェ「ひすいの海」で精進落としのライブも行います。

もちろんどちらか一方の参加も歓迎です。

興味のある方、連絡をください。



2019参議院選挙に思う・・・移住者だって新潟県民、みんな頑張っている

2019年07月20日 12時03分33秒 | 記録しておきたいヒト・モノ・本・映画

「新潟生まれ新潟育ち」を強調した与党候補の広告を見るたびに、新潟の限界集落で一生懸命に農業をしている移住者の友人夫婦たちのことを思う。


他県生まれの他県育ちの移住者だって新潟で税金を払い、泥にまみれ汗水流して地元民と上手に交流しながら懸命に生きている。

新天地に移住するバイタリティとスキルを持つ得難い人々が、移住先に新潟を選んで農業をしてくれている。

ありがたいではないか。

「新潟生まれ新潟育ち」をキャッチコピーにした方に悪意はないとは思うが、移住者や転勤族には面白くないだろう。

与党候補は「忖度発言」で要職を辞任したばかりの二世議員だから、出自を強調して対立候補の有意に立つ差別化作戦であればあまりにも情けない。

組織票の結束を高める意図なのだろうが、移住者や転勤族の方への「忖度」が足りないのではないかな?ソンタック君。

立場によってはヘイトキャンペーンと受け取られ兼ねないよね?

生まれや育ちがどこだって新潟県民であり、立候補者、そして有権者。

外国人労働者を受け入れないと将来はない日本の社会。

生まれや育ちどころか、文化や民族だって均質化に拘っている事態ではないのだ。


カズさん再び糸魚川へ!・・・大村和生ライブのお知らせ

2019年07月20日 00時42分38秒 | ぬなかわ姫

9年前に帰郷してヌナカワ姫伝説の語り部を始めてから、最初に稚児ケ池に案内したのがフォークシンガーのカズさんこと大村和生さん一家。

カズさんはアイヌ民族を始めとした先住民の慰霊をライフワークにしており、アイヌ式の慰霊儀式であるカムイノミと音楽でヌナカワ姫の慰霊をしてくれた。

以降は単に来客を稚児ケ池に案内するだけでなく、悲劇の伝説を持つ姫の慰霊という流れになっていった経緯がある。


今は徳島の剣山近くの山奥に住み、中学生になった末っ子のいっしん君がベース、奥さんのふーちゃんはジャンベでファミリーバンドになったそう。

再びカズさんが糸魚川にやって来る。

カズさんとは不思議なご縁で繋がっているようだ。

クリスタルボウル演奏家の牧野持侑さんと話していたら、カズさんとは40年前にカルフォルニアでヒッピー生活をしていた時代からの友達ということがわかった。

昨年に松浦武四郎の遺品「大首飾り」の複製作りを請け負った際、武四郎が歩いた北海道を訪ねて、アイヌ民族の方々から話を聞いて回った。

その際に出会ったのが知る人ぞ知るアイヌのシャーマン女性で、初対面の時に糸魚川のヒスイ職人だと自己紹介したら「ヌナカワ姫を知ってるか?」と聞かれた。

10年程前に悲劇のヌナカワ姫伝説を知った彼女は、わざわざ糸魚川に来て稚児ケ池でヌナカワ姫の慰霊(カムイノミ)をしてくれたとのこと。

私が悲劇のヌナカワ姫伝説の語り部をしており、カズさんという友人が慰霊をしてくれたことを話したら、彼女は「カズとは30年来の付き合いで、一緒に非業の運命を辿った先住民族や被差別民の慰霊祭「アイヌ一万年祭」を始めた仲間だ。来週その祭りがあるからチセ(アイヌの民家)に泊まって手伝っていきなさい」と誘われ、その奇遇に驚いた。

そして今回のライブツアーも「アイヌ一万年祭」に参加する途中で糸魚川に寄ることになったのだ。

縁は異なもの味なもの・・・ヌナカワ姫が取り持つ縁ではある。 

ライブ当日の午後には稚児ケ池で慰霊祭もやるので、興味のある方は連絡ください。

 

 


猫の恩返し・・・猫部屋に網戸を作った

2019年07月18日 08時03分52秒 | こんなモノ作った!

近所に子猫を捨てる常習犯がいるらしく、工房を作ってから2匹目の子猫を保護したのは昨年の木枯らしの吹く頃。

ぬなかわヒスイ工房の床下からミーミーというかぼそい子猫の鳴声が聴こえてきたので、水と餌、段ボールハウスを入れえて少しづつ馴らしていった。

厳冬期前に家の2階の納戸で飼い始めて死なさずに済んだが、今度は熱中症対策で網戸を付けることにした。

既存ドアの収まり上、既製品の網戸が取り付けられずDIY。

ドア枠に収まるように上下に分割できる網戸を設置

ドア枠と上下に分割した網戸を釘を刺し込むことで固定・・・頑丈だが出入りが面倒くさく、後期高齢者のお袋には取り外し取付が気の毒。

使い勝手を工夫しながら3度ほど作り直し、ドア枠から蝶番で吊るす式の折戸式に変更したらお袋も出入りが楽になったようだ。

何度も網戸を付けたり外したりしていたので、保護猫が目を丸くして「何が始まったのだ!?」と不安げな顔をしている図。

閉めるとこんな感じで、この状態でドアの開閉も可能。

海風が通り抜けるようになり快適だ。

 

飢えや寒さで死んでいる子猫のことを思うと、無責任に子猫を捨てる飼い主に憤りを感じる。

昼寝して起きたら枕もとに小鼠の死骸が転がっていて「キャッ!」と声をあげた・・・これは猫の恩返し?


同じ目線と共感がないと友達になれません・・・「永遠のニシパ」に寄せて2

2019年07月16日 08時08分21秒 | 記録しておきたいヒト・モノ・本・映画

釧路川を見下ろす丘に建てられた松浦武四郎の銅像。


ひざまずき指を差す右の男性が当地を案内した酋長メンカクシだそうだが、主従関係を示唆する二人のポーズが面白くない。


バックパッカーの私の経験からすると、例えお金で雇ったガイドであってもガイドは現地情報を熟知した先達だから、主従関係はあり得ない。

僅かな食事を平等に分け合い、藪蚊で眠れない夜をアイヌ達と一枚の蚊帳に顔だけ入れ、共にヒグマの気配に怯えて野宿したのが武四郎の旅だった。

だからこそ武四郎は、アイヌ達からよいシサム(和人)と評価されたのだ。

NHKドラマ「永遠のニシパ」では、なぜか二本差しの若侍姿の武四郎が、年長者に対して「その方は・・・」と武家言葉で偉そうに喋っていた。

見通しのいい明るい山道で突然ヒグマが襲ってきたり、タシロ(アイヌの山刀)一本で立ち向かったりとあり得ない場面も気になった。

最もあり得ない場面は、江戸市中で松前藩の刺客が白昼堂々と武四郎を襲う荒唐無稽な場面。

しかも幕吏に捕縛された刺客が松前藩の仕業と判明したのだから江戸家老は切腹、お家断絶の危機になるのでは?

原作者は「武家諸法度」を知らんのかね?

リアリティが無さすぎるし、可愛かったけど深田恭子演じるアイヌ女性とのラブロマンスも不要でしょうよ。

十代から放浪の旅に出た武四郎、人の情けに通じた苦労人であったと思う。

だからアイヌに対する横暴に対しては怒りを露わにしても、普段は言葉使いも人当たりも柔らかかったはず。

民俗学者の宮本常一の踏査旅行もそうだったろう。

現地の人と同じ目線と共感が無ければ、旅先で友達もできないし助けては貰えないもんですよ。




永遠のニシパ・・・松浦武四郎のドラマに寄せて

2019年07月14日 09時49分13秒 | 記録しておきたいヒト・モノ・本・映画

幕末の蝦夷地探検家の松浦武四郎を主人公にしたドラマがNHKで放送される。

ニシパとは旦那を意味するアイヌ語だから、永遠の武四郎旦那ということになる。

内容に期待はしていないけど、彼の存在を知ってもらえることと、昨年追い続けた武四郎の歩いた風景を観ることができるという点で愉しみ。


武四郎記念館から依頼された彼の遺品「大首飾り」の複製が完成した時、身に付けた写真を学芸員に見せたら「武四郎本人の写真だと思いました!」と驚いていた。

現存する唯一の松浦武四郎の写真には、大首飾りが飾られている。

 

有名なイケメン俳優に主演させないと視聴率が取れないのだろうが、リアルさを追求するならアウトドア系バックパッカーでもある私に主演させるのもアリだと思うが( ´艸`)


彼の研究家が口を揃えて「武四郎は知れば知るほど面白い男」と言う。

吉田松陰と一枚の煎餅布団を被り、一晩憂国を語り明かした尊王攘夷の志士。

超絶な健脚を持つ旅行作家、名文家、優れた画家、探検家、本草学者、和人から収奪や暴力を受けていたアイヌの窮状を世に知らしめた孤高のフリージャーナリスト、アイヌ文化研究家、そして北海道の名付け親。

明治政府の同化政策で途絶したアイヌの祭礼を復活させる時、武四郎の遺した図解入り詳細記録を元が役立ったと聞いている。

玉類243点が繋げられている完成した大首飾りの複製。昨年は北海道各地を巡回展示していたので観たよ!と、お世話になったアイヌの方から手紙を頂いた。


北海道でアイヌ女性と会った時、武四郎が大首飾りを作った理由を知りたくて旅をしていると言ったら、急に直立不動の姿勢となり「武四郎はアイヌの味方です・・・」と、涙を流しながら彼女がそれまでに受けてきた差別を語り出した。

私が作った「平成の大首飾り」は、伊勢松阪市の「松浦武四郎記念館」に収蔵展示されているが、訪れることがあれば彼の描いた「アイヌの鶴の舞い」の掛け軸にも注目して欲しい。

画面の右上から左下にかけて流れるように、鶴の舞いをするアイヌ民族が生き生きと描かれている。

本当に愉しげで歌声やざわめきまで聴こえてきそうだ。

武四郎の柔らかくも温かい眼差しを感じる。

理不尽に対しては命をかけて激しく糾弾する強い男。

異文化を柔軟に受容し、敬愛の念を露わにする。

こんな人になりたいと思える人。