販売会初日、姫川薬石で作った石皿の縄文式コーヒーミルの用途が分からない人がいたので、東京から出店していたコーヒー豆屋さんに見本に5粒ほどわけてくださらんか?と聞いたら、気前よく封を切っていない豆を一袋プレゼントしてくれた。
参加者は沖縄や九州のジュエリー屋さんもいたが、ほとんどは首都圏の業者で、助け合う雰囲気が気持ちいい。
販売会初日、姫川薬石で作った石皿の縄文式コーヒーミルの用途が分からない人がいたので、東京から出店していたコーヒー豆屋さんに見本に5粒ほどわけてくださらんか?と聞いたら、気前よく封を切っていない豆を一袋プレゼントしてくれた。
参加者は沖縄や九州のジュエリー屋さんもいたが、ほとんどは首都圏の業者で、助け合う雰囲気が気持ちいい。
福島へ出発の前夜にやっと準備完了。
天才大麻飾り職人のあかね嬢に依頼していた新作5点が数日前に届き、昨夜、勾玉に仕上がった。
不特定多数のお客さんが集まるイベントで売れるとは思えないが、福島の販売会で多くの人に知って欲しいからこそ用意したのがヒスイの顔料。
姫川薬石で作った縄文式の石皿と、セラミックミルを使い分けたコーヒーを飲み比べてもらったら、優しい味がすると評判がいいので、5月連休の福島でのイベントに出品することにした。
縄文人がやったように、コリコリ潰すのが楽しい石皿コーヒーミル。すぐに真似する業者が出てくるに違いないが、人のアイデアを後追いしてばかりで恥ずかしくないのかねぇ・・・創造する喜びより金になればいいって?・・・君たちをパクラーと呼ぼう(笑)
ヒスイ製品は小さいのに、イベント会社から与えられた売場面積は1・5m幅の机が4面と期待されちゃっているようだし、作品数を補うためにもサイズがでかい石皿はありがたい。
縄文時代の竪穴住居の中心には石囲い炉があり、弥生以降の囲炉裏や竈は家の隅に追いやられるので、縄文の竪穴住居はあたかも火の神を護り崇める神殿のように思える。
だから私は長者ヶ原遺跡での宿泊体験会は、火を主役に据えたい。縄文時代の発火具については錐揉み式発火法は確実にあったと推測されているが、北海道の縄文晩期の遺跡から出土したのが、錐揉み式にしては太すぎる火錐棒。たぶん弓錐式発火法か紐錐式発火法に使ったらしいので、私は弓錐式発火法をしている。ちなみに多くの博物館やイベントで披露している発火法は幕末に考案された舞錐式発火法だが、縄文式と嘘を教えてはいけませんヨ。
メインゲストの話を拝聴するタイプの縄文イベントではなく、縄文時代にあった摩擦式発火法で火を熾し、焚火を囲んで、参加者が分け隔てなく和やかに歓談。
勾玉の形や縄文土器の模様にはどんな意味があるのか?と質問されることが多いが、現代人が図像学や記号学を駆使して四の五のと解説しても、縄文人が聴いたら何て感じるのだろう?と考えると、言葉を失ってしまう。
東京都埋蔵文化財センターの縄文土器体験会で、5,000年前の勝坂式土器を作った時に不思議な体験をした。
5,000年前の多摩丘陵の遺跡から出土した縄文土器をお手本に自作した「勝坂式土器」でござる。
5月連休に郡山のデパートで12日間もの出店が急遽決定して、作品作りに邁進中。
子供がお小遣いで買える1万円以下の作品群が欲しいことと、会期が長いので、縄文オカリナもたくさん持っていくことにした。