今回のレンズは、前々からぜひ手に入れて使ってみたいと思っていたレンズです。オリンパスのフォーサーズマウントの中望遠マクロレンズZUIKO DIGITAL ED 50mm F2 macroです。
以前は注目度が低かったせいでしょうか、中古で意外に安値がついていましたが、最近は結構高騰していて、なかなか手が出ない状態でした。先日、まあこれならなんとか買えそうだなという出物があり、ようやく入手することができました。
以前は注目度が低かったせいでしょうか、中古で意外に安値がついていましたが、最近は結構高騰していて、なかなか手が出ない状態でした。先日、まあこれならなんとか買えそうだなという出物があり、ようやく入手することができました。
レンズ構成:10群11枚
最短撮影距離:0.24m
重量:300g
フィルター径:52mm
マクロレンズとしては、とても明るいレンズで、35ミリフィルム判換算で100mm F2の大口径中望遠マクロレンズとなります。オリンパスはフィルムカメラ時代から開放F2のマクロとして50mmF2と90mmF2がラインナップされていました。現在のマイクロフォーサーズのラインナップにはF2の大口径マクロレンズは存在しませんので、このZUIKO DIGITAL ED 50mm F2 macroがデジタル用としては唯一の大口径マクロレンズとなっています。
マイクロフォーサーズのカメラにマウントアダプターのパナソニックDMW-MA1を介して装着して撮影しています。
フォーサーズレンズ群の中では、HG(ハイグレード)タイプに属する高性能レンズですので、写りのほうは期待できそうです。
まずは、近接撮影。紅葉の葉脈がきれいに再現できています。背景はなだらかにボケています。
花の中心はしっかり解像しています。キレッキレですね。背後も穏やかなボケのようです。
もう少し離れた距離で。ピント合致部分は切れ味抜群、ボケはきれいです。
さらに遠景。ロボット兵にピント合わせました。きれいに解像しています。
OM-D E-M1+ ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2 macro
ファインダーの中で見ているだけでもキレッキレなのがわかります。久しぶりに、撮っていてワクワクする楽しいレンズに出会いました。AF速度がもう少し早いと100点満点なのですが・・。本当に素晴らしいレンズです。