ISCOのスライドプロジェクター用のレンズPROJAR 85mm F2.8です。プロジェクターから外された状態のレンズ単体を入手しました。ISCOはドイツの光学メーカーで、GŌTTNGENは中部の都市名です。ISCOのレンズとしては、以前にエキザクタマウントのWESTAR 2.8/50 CとWESTROGON 1:4/24mmを紹介しました。
プロジェクターレンズですので、絞りとヘリコイドはありません。またマウントも付いていません。ジャンクレンズから摘出したマウントにレンズ鏡胴後端を差し込んだところ、ちょうどぴったりはめ込むことができました。そして、Nikon-F/M42マウントアダプターを介してM42ヘリコイドリングと中間リングを使ってソニーEマウントに変換しました。
APS-CサイズのNEX-3Nに付けて、まずは公園で撮影しました。まずは遠景。少しくすんだ感じですがしっかり写ります。
夕陽に照らされた葉を背後に入れると、なんと大きなバブルボケが得られました。
次は夜の街での撮影です。通りのイルミネーションを撮影しました。ボケの径は小さいのですが少しバブルボケ気味に写っています。
さらにボケの径が大きくなると、見事なバブルボケ得られました。
道に置かれた看板に反射したイルミネーションもバブルボケになっています。
いずれも NEX-3N+ISCO-GOTTNGEN PROJAR 85mm F2.8
また一つ、面白いレンズが増えました。バブルボケは楽しいですね。