オリンパスのハーフ版一眼レフPen-F用の標準レンズG.Zuiko Auto-S 40mm F1.4です。
以前に標準レンズF.Zuiko Auto-S 38mmF1.8を紹介しましたが、それより少し明るいレンズとなります。40mm F1.4のスペックとしては、かなり小型のレンズです。
レンズ構成 6群7枚
最短撮影距離 0.35m
フィルター径 43mm
重量 167g
フルサイズで撮影してみると、遠景の場合は四隅が少しケラれます。撮影時に1.1倍に拡大するとケラれが解消します。
さて写りのほうはどうでしょうか。開放絞りでは四隅がやや甘くなりますが、F4まで絞ればごらんのとおり、素晴らし絵になります。
次は絞り開放での近距離の撮影ですが、なかなか素直なボケです。
本来の画角より広いフルサイズの絞り開放ですので、周辺は少し口径食が出ているようです。またほんの少し廻っているようにも見えます。
最短撮影距離の0.35m付近で絞り開放にすると、ちょっと暴れ気味ですが、玉ボケも出ます。
いずれもSONY α7+G.Zuiko Auto-S 40mm F1.4
40mmとはいえ、開放絞りのF1.4ではピントが浅く苦労しますが、なかなか面白い写りをする優秀なレンズです。もっといろいろなところで使っていきたいレンズですね。