アイレス写真機製作所の二眼レフAiresflex modelⅣを紹介します。
アイレス写真機製作所は1950年代に、二眼レフ、35ミリ判カメラを製造販売していました。二眼レフAiresflexはオリンパスのズイコーや日本光学(現ニコン)のニッコールの優秀なレンズも搭載していました。Airesflex modelⅣはアイレスの二眼レフとしては最終期のもので、傘下の昭和光機製のCoral 75mm F3.5が付いた廉価版機種だったようです。webでもこの機種は情報が少ないのですが、セイコーのシャッターが付いた機種もあるようです。
サイズ 6×6cm判12枚撮り
レンズ Coral 75mm F3.5
シャッター COPAL B, 1-1/300 セルタイマー付
フィルムカウンター ノブ巻き上げ赤窓式
レンズ周りのデザインはやや武骨な感じです。
還暦をとうに過ぎた無骨な老人という風貌でしょうか。古き時代を感じさせるカメラです。