Mars&Jupiter

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ラングストレムの「バッカス賛歌」を聴きながら、横浜・和田町間を歩く

2007-08-02 08:35:45 | 古典~現代音楽スウェーデン編
昨日は横浜から和田町まで歩いた。
昨日は1884年生まれのスウェーデンの作曲家、
ラングストレムの「バッカス賛歌」を途中聴きながら歩いた。
花火大会の花火の音が聴こえていたが、
天王町あたりを過ぎるとその音も小さくなった。

「バッカス賛歌」は1909年に作曲されている。
CDの解説書によると初演は翌年の1910年3月27日。
若い時期の作品であるこの曲を聴いてみると
ニールセンの作品の影響を受けている印象を受ける。
ダイナミックな感じの曲作りがいい。
彼自身もシベリウスやシンディング、ニールセンの作品を
こよなく愛していたようであるが、
そんな人たちからの影響を感じることができる。

曲の冒頭から情熱的な感じの主題が登場する。
彼はドイツでプフィッツナーから
何回かレッスンを受けたようだ。
それにしても5分以後に現れる主題は、
ボルガの舟歌を思わせるような素朴な旋律で、
英雄的な曲のイメージは、
リヒャルト・シュトラウスを感じさせる。
映画音楽のようでもあり、聴きやすい音楽である。
ラングストレムの管弦楽曲もなかなかである。
コメント
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