Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

雷雨、二俣川から西谷への道、そしてリストの交響詩「ハンガリー」を聴く

2007-08-18 14:17:49 | 古典~現代音楽ハンガリー編
昨日は二俣川から西谷まで歩きました。
一本のペットボトルに水を入れて、
ウォーキングの途中、水分補給をしながら歩く。
夏の時期の熱中症は怖いものだから、
一本のペットボトルは必ず持って歩いている。

鶴ヶ峰駅付近で雲行きがあやしくなってきた。
帷子川沿いに歩いているうちに横浜方面は暗くなり、
そろそろ雷雨になりそうな雰囲気になってきた。
西谷駅で電車に乗り、駅を降り、あわてて家に戻ったが、
途中待ちきれなかったのか、雨が降り始めた。
走って帰ったので、多少衣服は濡れた。
家の中に入ったあと、外では雷鳴が大きな音で轟き始めた。
そして、大雨が振り出したので、何とか間に合った感じだ。

途中聴いた曲は、1811年ハンガリー生まれのリスト。
管弦楽曲で触れるとなると交響詩になるだろう。
交響詩「ハンガリー」は1854年の作品。
勇ましい主題に愛国的な部分を見ることができるし、
劇的な音楽の中に見せる主題の展開の手法はいいし、
オーケストレーションはさすがである。
終わりに向けての盛り上げ方もさすがで、
そこにハンガリー的な部分が見られたりする。

一方、1857年に作曲された「フン族の戦い」は、
友人の画家カウルバッハの絵にインスピレーションを得て、
フン族の勇猛果敢な戦いの様子を音楽にしたようだが、
その絵画(もちろん想像図だろうが)は、
どういうものかはわからない。
その華やかな音楽はワグナーに似たような部分もあり、
楽劇「ラインの黄金」を思わせるようなところもある。
もちろん、音楽的にはお互い影響与え合ったのだろう。
「ピアノの魔術師」とまで言われ、
ピアニストとしての活躍がすばらしかった彼の晩年は寂しい。
鬱病や白内障、慢性の気管支炎や心疾患、
さすがの大作曲家も様々な病気に苦しんだようだ。
何といっても健康第一だなあ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする