昨日は横浜から上星川まで歩いた。
途中歩きながら聴いた曲は1881年生まれのバルトーク。
バルトークといえば管弦楽のための協奏曲など有名だが、
昨日は初期の作品である交響詩「コシュート」を聴いた。
交響詩「コシュート」は、1903年に作曲された。
20分くらいの曲で、最初ピアノ・スコアで書いたものを、
指揮者のハンス・リヒターに聴かせたようだ。
その後管弦楽版に直して1904年1月にブタペストで初演、
翌月にはイギリスで初演されている。
ブタペストの音楽院で勉強していた頃の彼は、
リヒャルト・シュトラウスの音楽に傾倒していたようで、
「ツァラトストラはかく語りき」や
「英雄の生涯」などの交響詩に影響を受けたようだ。
冒頭からリヒャルト・シュトラウスを聴いている感じだ。
最初に登場する主題は英雄的であるのだが、
その主題の展開の手法などリヒャルト・シュトラウスの
「英雄の生涯」に似ているというといっていいだろう。
もちろん、リストの交響詩を思わせるところもある。
「コシュート」は1848年の三月革命の時期に、
オーストリアの支配に対し、ハンガリーの独立運動を
展開した指導者・英雄であり、それを題材に使ったこの曲は、
バルトークのハンガリーへの愛国心あふれる作品である。
だからこそ、彼はその民族文化のルーツを探るために、
民謡の収集や研究を行っていったのだろう。
最初バルトークがリヒャルト・シュトラウスに傾倒していたとは
「コシュート」を聴くまでは知らなかったなあ。
途中歩きながら聴いた曲は1881年生まれのバルトーク。
バルトークといえば管弦楽のための協奏曲など有名だが、
昨日は初期の作品である交響詩「コシュート」を聴いた。
交響詩「コシュート」は、1903年に作曲された。
20分くらいの曲で、最初ピアノ・スコアで書いたものを、
指揮者のハンス・リヒターに聴かせたようだ。
その後管弦楽版に直して1904年1月にブタペストで初演、
翌月にはイギリスで初演されている。
ブタペストの音楽院で勉強していた頃の彼は、
リヒャルト・シュトラウスの音楽に傾倒していたようで、
「ツァラトストラはかく語りき」や
「英雄の生涯」などの交響詩に影響を受けたようだ。
冒頭からリヒャルト・シュトラウスを聴いている感じだ。
最初に登場する主題は英雄的であるのだが、
その主題の展開の手法などリヒャルト・シュトラウスの
「英雄の生涯」に似ているというといっていいだろう。
もちろん、リストの交響詩を思わせるところもある。
「コシュート」は1848年の三月革命の時期に、
オーストリアの支配に対し、ハンガリーの独立運動を
展開した指導者・英雄であり、それを題材に使ったこの曲は、
バルトークのハンガリーへの愛国心あふれる作品である。
だからこそ、彼はその民族文化のルーツを探るために、
民謡の収集や研究を行っていったのだろう。
最初バルトークがリヒャルト・シュトラウスに傾倒していたとは
「コシュート」を聴くまでは知らなかったなあ。