昨日は、二俣川から西谷まで歩いた。
途中聴いた曲は、1892年生まれのグローフェの作品。
ポール・ホワイトマン楽団に、
ピアニスト・編曲者として入った彼は、
ガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」初演時の、
オーケストレーションをしたことで有名になったのだが、
彼の作品自体はあまり知られておらず、
組曲「グランド・キャニオン」は有名だが、
その他の曲はあまり知られていないのが現実だ。
昨日聴いた曲は、組曲「ミシシッピ」と、組曲「死の谷」である。
組曲「ミシシッピ」は、1932年に作曲された作品。
組曲「死の谷」は、1949年の作品である。
高校時代に組曲「グランド・キャニオン」の
グローフェの自作自演盤とスラットキンの演奏した盤の
両方を比較する「2つのグランド・キャニオン」の企画盤を買った。
この中にスラットキンの指揮する組曲「ミシシッピ」と、
グローフェの指揮する組曲「死の谷」が入っていた。
「ミシシッピ」は、ミシシッピ河の大自然をうたった作品。
第1曲「河の父」はアメリカ版モルダウのようで、
ゆったりと流れる大河、ミシシッピ河の様子が描写される。
第2曲「ハックルベリー・フィン」は作家マーク・トウェインの
小説「ハックルベリー・フィンの冒険」の主人公を描いた軽快な曲。
この物語がミシシッピ河を舞台としているのでとりあげられている。
第3曲「思い出のルイジアナ」は、冒頭から弦楽器の伴奏にのり、
オーボエを中心にロマンティックな旋律が奏され、始まる。
開拓時代のルイジアナへの郷愁をうたった曲。
第4曲「マルディ・グラ」は、ウルトラ・クイズでよく使われた曲。
マルディ・グラは謝肉祭の最終日に盛大に祝う祭りで、
ニュー・オリンズで行われる祭りのようすを描写した華やかな曲。
「死の谷」は、死の谷発見100周年を記念し、委嘱を受けた作品。
第1曲「葬式の山脈」は、朝から真昼そして日没までの砂漠の一日を描き、
メラメラと照りつける太陽など死の谷の過酷な自然環境を見ているようである。
第2曲「1849年の移住者の行列」カリフォルニアの黄金を求め、
西へ西へと移住する人々が難所死の谷を越えていく様子が描かれる。
時折聴こえるインディアン風の旋律は、
インディアンの襲来を描いているようである。
第3曲「砂漠の水飲み場」は、旅行者にとって大切な水飲み場に
人々が集まっていく様子が描かれ、フォスターの名曲が使われる。
「おおスザンナ」「オールド・ブラック・ジョー」などの旋律が、
次々と現れて、喜びまわる感じが伝わってくるようだ。
第4曲「砂嵐」は、ウインド・マシンを使いながら、
猛烈な砂嵐の襲来を描いた曲であるが、
最後に歓喜に満ちたフィナーレで締めくくる。
グローフェはこの他、ハドソン川組曲とか、
組曲「ナイアガラ大瀑布」など
アメリカの自然に関する作品を多く残している。
彼がアメリカの大自然をこよなく愛していることは、
「グランド・キャニオン」だけで十分伝わってくるのだが、
よくこれだけの自然に関する曲を作曲するものである。
途中聴いた曲は、1892年生まれのグローフェの作品。
ポール・ホワイトマン楽団に、
ピアニスト・編曲者として入った彼は、
ガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」初演時の、
オーケストレーションをしたことで有名になったのだが、
彼の作品自体はあまり知られておらず、
組曲「グランド・キャニオン」は有名だが、
その他の曲はあまり知られていないのが現実だ。
昨日聴いた曲は、組曲「ミシシッピ」と、組曲「死の谷」である。
組曲「ミシシッピ」は、1932年に作曲された作品。
組曲「死の谷」は、1949年の作品である。
高校時代に組曲「グランド・キャニオン」の
グローフェの自作自演盤とスラットキンの演奏した盤の
両方を比較する「2つのグランド・キャニオン」の企画盤を買った。
この中にスラットキンの指揮する組曲「ミシシッピ」と、
グローフェの指揮する組曲「死の谷」が入っていた。
「ミシシッピ」は、ミシシッピ河の大自然をうたった作品。
第1曲「河の父」はアメリカ版モルダウのようで、
ゆったりと流れる大河、ミシシッピ河の様子が描写される。
第2曲「ハックルベリー・フィン」は作家マーク・トウェインの
小説「ハックルベリー・フィンの冒険」の主人公を描いた軽快な曲。
この物語がミシシッピ河を舞台としているのでとりあげられている。
第3曲「思い出のルイジアナ」は、冒頭から弦楽器の伴奏にのり、
オーボエを中心にロマンティックな旋律が奏され、始まる。
開拓時代のルイジアナへの郷愁をうたった曲。
第4曲「マルディ・グラ」は、ウルトラ・クイズでよく使われた曲。
マルディ・グラは謝肉祭の最終日に盛大に祝う祭りで、
ニュー・オリンズで行われる祭りのようすを描写した華やかな曲。
「死の谷」は、死の谷発見100周年を記念し、委嘱を受けた作品。
第1曲「葬式の山脈」は、朝から真昼そして日没までの砂漠の一日を描き、
メラメラと照りつける太陽など死の谷の過酷な自然環境を見ているようである。
第2曲「1849年の移住者の行列」カリフォルニアの黄金を求め、
西へ西へと移住する人々が難所死の谷を越えていく様子が描かれる。
時折聴こえるインディアン風の旋律は、
インディアンの襲来を描いているようである。
第3曲「砂漠の水飲み場」は、旅行者にとって大切な水飲み場に
人々が集まっていく様子が描かれ、フォスターの名曲が使われる。
「おおスザンナ」「オールド・ブラック・ジョー」などの旋律が、
次々と現れて、喜びまわる感じが伝わってくるようだ。
第4曲「砂嵐」は、ウインド・マシンを使いながら、
猛烈な砂嵐の襲来を描いた曲であるが、
最後に歓喜に満ちたフィナーレで締めくくる。
グローフェはこの他、ハドソン川組曲とか、
組曲「ナイアガラ大瀑布」など
アメリカの自然に関する作品を多く残している。
彼がアメリカの大自然をこよなく愛していることは、
「グランド・キャニオン」だけで十分伝わってくるのだが、
よくこれだけの自然に関する曲を作曲するものである。