Mars&Jupiter

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スメタナと「リチャード3世」

2007-08-11 07:45:47 | 古典~現代音楽チェコ編
主催するイベント行事の運営で忙しく、
昨日もウォーキングはお休みしました。
今回とりあげるのは1824年生まれのスメタナ。
スメタナの管弦楽曲というと、
何といっても「わが祖国」だろうが、
ここでは交響詩「リチャード3世」をあげておく。

「リチャード3世」は、30代の頃の作品で、
リストの交響詩の影響を受けた作品のようだが、
彼の強烈な個性はこの音楽の中で聴くことはでき、
「わが祖国」へとつながる彼自身のオーケストレーションの
特徴の萌芽をみることができる。

スメタナはシェイクスピアの「リチャード3世」の劇を、
プラハで観て感激し、この作品を書いたようだ。

高校生の頃英語同好会に所属していたとき、
友達は「リチャード3世」が好きで、
原書を買って、よく友達はそれを朗誦していた。
劇の舞台はバラ戦争の時になるのだが、
当時そんな時代背景はよく知らず、
シェイクスピアの劇の世界に酔いしれていた。
同じようにスメタナは感激し、
一気にこの音楽を書き上げたんだなあ。
コメント
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