12月2日、北上市の詩歌の森公園で「オカメザサ(阿亀笹)」を見つけました。
オカメザサ(阿亀笹)イネ科 オカメザサ属(またはShibataea(シバタエア属)
Shibataea kumasaca 別名:ブンゴザサ(豊後笹)、ゴマイザサ(五枚笹)、メゴザサ
「ササ(笹)」という名前がついているが、日本特産の特殊な竹で、高さは1~2mになるが、わが国では最も小型の耐寒性常緑タケ(竹)類。関東地方から西では、庭や公園に普通に栽培されており、ときに野生状態で大きな群落をつくっているところもあるという。英語名はRuscus-leaved bamboo
節から5本ずつ短い枝(2節ぐらいの短い枝)を出して、その先に7~12cmほどの細長い楕円形の葉をつけるので輪生しているように見える。タケノコ(筍)も新葉も6月に出る。びっしり密生して生えるので、斜面の緑化やグランドカバーとして利用されている。
和名の「オカメザサ(阿亀笹)は、東京・浅草の酉の市でこの竹竿におかめ(おたふく)の面を下げることからついたとのこと。