peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手県立花きセンターの花々 その19:コエビソウ(小海老草)/ベロペロネ・グッタタ

2005年12月20日 | Weblog

岩手県立花きセンター「花の館」温室の「亜熱帯・沖縄の植物たち」の部屋に植えられていた「コエビソウ(小海老草)」です。

 名札には、「常緑低木 苞は成熟すると赤褐色となり重なり合う 花は白色」と書かれていました。
 
コエビソウ(小海老草)/ベロペロネ・グッタタ
キツネノマゴ科 コエビソウ(ベロペロネ)属 Beloperone guttata Brandeg.
メキシコが原産地の熱帯性植物で、草のように見えるが半耐寒性常緑低木である。和名の「コエビソウ(小海老草)は、花穂の先がエビ(海老)の尾のように曲がることによる。

 市販のものは高さ約60cmくらいであるが、地植えにするとつる性を帯びて2mくらいになることもある。葉は対生で卵形、花は重なり合った赤褐色や黄褐色の苞に包まれ、唇形で白色。下唇に紫色の斑がつく。春から秋(5~11月)までよく咲き、切り花にもなる。

 なお、下記のWebサイトには、「学名が、Justicia brandegeanaに変っているようです。」と記載されています。

 http://www006.upp.so-net.ne.jp/kamugallery/htm/koebi.htm

また、別名もいろいろあるようです。ベロペロネ/ベルベロン(Beloperon)、False Hop、シュリンプ・ブッシュ(Shrimp Bush)

 花の画像は、下記のWebサイトに記載されているものがみごとです。

 http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hanahaku162_spring-april-2004.html