peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

キンギョソウ(金魚草)

2005年12月10日 | Weblog

11月28日、一関市東山町長坂字東本町の道路わきの民家の庭に「キンギョソウ(金魚草)」が咲いているのを見つけました。



キンギョソウ(金魚草)ゴマノハグサ科 キンギョソウ属 Antirrhinum majus
ヨーロッパ南部~北アフリカの地中海沿岸地方が原産の多年草だが、園芸上は越年草として扱われており、秋に種子蒔きして育てる。高さ80cmほどになるものもあるが、花壇用には高さ30cmほどの矮性種が多い。中性品種が50~60cm、切花向きの高性品種が90~150cm。

 葉は長楕円形で茎の下部では対生、上部では互生する。花期は春から秋。普通秋蒔きで4~7月、寒冷地では春蒔きして8~9月だが、温室用促成品種もあり、切花は8~4月と長期間出回っている。

 花は、茎の先に10~30cmの長い花穂が出て、名前の起こりになった長さ4~6cmの金魚に似た形の花が下から上へ咲いて行く。花には独特の香りがあり、色はピンク、赤、オレンジ、黄、白、複色と豊富である。

12月10日~11日、雪が降り続いています

2005年12月10日 | Weblog

 上の画像は、12月10日(土)午後3時ごろの雪景色

 上の画像は、12月11日(日)午前7時30分ごろの雪景色

 上の画像は、12月10日(土)午後3時ころの雪景色

 上の画像は、12月11日(日)午前7時30分ごろの雪景色
雪景色
 12月11日(日)午前8時ころの雪景色(以下の4枚)




わき芽が結球するメキャベツ

2005年12月10日 | Weblog

11月18日、宮沢賢治ゆかりの「太陽と風の家」(一関市東山町松川字滝ノ沢)に行ったとき、近くの畑で茎に小さなキャベツの球をつけたままの「メキャベツ」を見つけました。


メキャベツアブラナ科 アブラナ属 Brassica

茎に小さなキャベツの球が沢山できる「メキャベツ」は、ヨーロッパで古くから栽培されていたキャベツBrassica oleracea var.capitataから生まれた品種で、ベルギーで生まれたという。

 アブラナ科の野菜は世界中で栽培されている。クセやアクがなく、柔らかで、しかも繊維質が適当にあって、歯ざわりも良く、古代から野菜として栽培されてきたものが多いという。

黄色いブロッコリーの花

2005年12月10日 | Weblog

11月28日、一関市東山町長坂字東本町の道路脇の畑で「ブロッコリー」が黄色い花を咲かせていました。

図鑑には「アブラナ科の植物の本来の性質は秋に種子を蒔き、晩秋から春にかけて収穫するもので、花は全て春咲きである。日照時間が長くなると花芽が形成され、株の中心部から花茎が伸びはじめ、大きな花穂をつくって花を咲かせる。アブラナ科の花は花弁4個が十字形に付くので、十字形花と呼ばれ、かつてはアブラナ科をジュウジバナ科と呼んだこともある。」そうです。




ブロッコリー(broccoli)アブラナ科 アブラナ属 Brassica
カリフラワー(Cauliflower)、ブロッコリー(Sprouting broccoli)、メキャベツは、ヨーロッパで古くから栽培されていたキャベツ(Cabbage:Brassica oleracea var.capitata)から生まれた品種で、「ブロッコリー(Sprouting broccoli)」は、イタリアで花穂の部分が肥大した系統を改良してできたものだという。

 これがイギリスに渡り、真っ白な「カリフラワー(Cauliflower)」が育成されたという。カリフラワーは一名「ハナヤサイ(花揶菜)」と呼ばれるように、花の部分(つぼみ)を食べるために改良されたキャベツの一種である。

 この蕾も膨らむ前が食べ時で、カード(curd=凝乳)という名で呼ばれる未熟の蕾や花梗、小花梗が塊状に癒合したものを食べる。

 このカリフラワーとは兄弟関係のごく縁の近いものが、一名「緑ハナヤサイ(花揶菜)と呼ばれる「ブロッコリー」である。全体が緑色で、蕾の塊の表面がカリフラワーのようにカード状を呈することはなく、早くから蕾が粒状になっている。それだけに収穫適期が過ぎると、すぐに小花梗が育ってきて、それぞれの蕾が割れてよく花を開く。従って、種子もかなり良く採れるという。別名「コモチハナヤサイ(子持花揶菜)