一関市市街地のオモト(万年青)
2009年1月21日
2009年1月21日(水)、一関市青葉町にある山目公民館の向かい側に
月極駐車場があり、その裏側のアパートの植え込みに植えられている
オモト(万年青)が、赤い球形の実をつけていました。
一関市中央町の民家の庭でも鉢植えのオモト(万年青)が赤い実
をつけていました。
奥州市水沢区のオモト(万年青) 2006年12月9日
2006年12/9(土)、奥州市水沢区の「大手通り」の「大手橋」の近くの
街路の花壇でオモト(万年青)が赤い実をつけていました。
オモト(万年青)ユリ科 オモト(ローデア)属
Rohdea japonica
暖地の林の中に自生する常緑の多年草。濃い緑色の艶やかな葉と鮮や
かな赤い実を鑑賞するために、古くから栽培されてきた日本特有の観葉
植物。葉にいろいろな模様が入ったものや、形の変わったものなど、園
芸品種も非常に多い。
1根茎に3~4葉をつける。葉は束生し、厚手で光沢があり、長さ30~50
cmの披針形で先は尖る。2~3年で新しい葉と入れ替わるとのこと。
葉に斑(ふ)とか竜[筋状の盛り上がり]とかが現れている葉を「葉芸
品」という。江戸時代に葉芸品種の投機的な売買が盛んに行われ、幕
府から禁令が出るほどだったといわれ、明治以降も何度か流行した異
色の古典植物だという。
花期は5~7月。新葉の生長に先駆けて高さ10cm前後の太い花茎を伸ば
し、ミズバショウ(水芭蕉)の花穂みたいな淡黄色の小さな花を(15~
30)穂状に多数つける。1つ1つの花は6つの花びらと雄しべと雌しべで
構成される。交配すると果実になり、緑色から黄色~橙~赤と色が変化
する。果実は直径1cmほどの球形で、秋に赤く熟す。
主として、斑入り葉の園芸品種が鉢物、庭植え、切花として栽培され
る。切葉には「都の城 cv.Miyakonojyou(白覆輪)」「大草冠 cv.Dai-
soukan(大葉、濃緑)」、鉢用に「白斑獅子cv.Shirafujishi」や「大
統領cv.Daitouryou」など数多い。
分布:本州(関東地方以西)、四国、九州。
和名のオモトは、赤い実が厚手の大きな葉に囲まれる姿を、母の手に
抱かれる児に見立てて、江戸時代には「母人(おもと)」とか
「老母草(おもとぐさ)」と書かれることが多かったとのこと。
古名「於毛止」
[栽培]植替えはサクラ、モクセイの咲く頃に行い、地下茎が隠れる程度
の浅植えとし、繁殖は株分けによる。
オモト(ローデア)属 Rohdea
日本と中国に2~3種が分布するが、オモトのみが栽培されるとのこと。
常緑の多年草で、地下の根茎は太く、地上茎は斜上する。葉は革質、披
針形あるいは長楕円形で根茎に互生する。葉腋から太い花茎を直立し葉
よりも短く、密な穂状花序に花をつける。花は短い苞をもち、花被片は
6で短く皿状に合着し、雄しべの花糸も花被に合着する。果実は液果で
赤色の球形。
2009年1月21日
2009年1月21日(水)、一関市青葉町にある山目公民館の向かい側に
月極駐車場があり、その裏側のアパートの植え込みに植えられている
オモト(万年青)が、赤い球形の実をつけていました。
一関市中央町の民家の庭でも鉢植えのオモト(万年青)が赤い実
をつけていました。
奥州市水沢区のオモト(万年青) 2006年12月9日
2006年12/9(土)、奥州市水沢区の「大手通り」の「大手橋」の近くの
街路の花壇でオモト(万年青)が赤い実をつけていました。
オモト(万年青)ユリ科 オモト(ローデア)属
Rohdea japonica
暖地の林の中に自生する常緑の多年草。濃い緑色の艶やかな葉と鮮や
かな赤い実を鑑賞するために、古くから栽培されてきた日本特有の観葉
植物。葉にいろいろな模様が入ったものや、形の変わったものなど、園
芸品種も非常に多い。
1根茎に3~4葉をつける。葉は束生し、厚手で光沢があり、長さ30~50
cmの披針形で先は尖る。2~3年で新しい葉と入れ替わるとのこと。
葉に斑(ふ)とか竜[筋状の盛り上がり]とかが現れている葉を「葉芸
品」という。江戸時代に葉芸品種の投機的な売買が盛んに行われ、幕
府から禁令が出るほどだったといわれ、明治以降も何度か流行した異
色の古典植物だという。
花期は5~7月。新葉の生長に先駆けて高さ10cm前後の太い花茎を伸ば
し、ミズバショウ(水芭蕉)の花穂みたいな淡黄色の小さな花を(15~
30)穂状に多数つける。1つ1つの花は6つの花びらと雄しべと雌しべで
構成される。交配すると果実になり、緑色から黄色~橙~赤と色が変化
する。果実は直径1cmほどの球形で、秋に赤く熟す。
主として、斑入り葉の園芸品種が鉢物、庭植え、切花として栽培され
る。切葉には「都の城 cv.Miyakonojyou(白覆輪)」「大草冠 cv.Dai-
soukan(大葉、濃緑)」、鉢用に「白斑獅子cv.Shirafujishi」や「大
統領cv.Daitouryou」など数多い。
分布:本州(関東地方以西)、四国、九州。
和名のオモトは、赤い実が厚手の大きな葉に囲まれる姿を、母の手に
抱かれる児に見立てて、江戸時代には「母人(おもと)」とか
「老母草(おもとぐさ)」と書かれることが多かったとのこと。
古名「於毛止」
[栽培]植替えはサクラ、モクセイの咲く頃に行い、地下茎が隠れる程度
の浅植えとし、繁殖は株分けによる。
オモト(ローデア)属 Rohdea
日本と中国に2~3種が分布するが、オモトのみが栽培されるとのこと。
常緑の多年草で、地下の根茎は太く、地上茎は斜上する。葉は革質、披
針形あるいは長楕円形で根茎に互生する。葉腋から太い花茎を直立し葉
よりも短く、密な穂状花序に花をつける。花は短い苞をもち、花被片は
6で短く皿状に合着し、雄しべの花糸も花被に合着する。果実は液果で
赤色の球形。