年1月8日(金)、陸前高田市広田町の集地区と思われる海辺に近い所にニホンスイセン(日本水仙)が自生しています。ここ何年か花の写真を撮りに通いましたが、毎年あまり変化がありません。昨日のNHK-TVで放映された映像は、ここの水仙だったようです。
日本水仙の自生地がある漁港から向かい側を望む。根岬漁港へ通じている道のようです。
「根岬門扉2号」とある防潮堤から眺めた日本水仙の自生地付近。
ニホンスイセン(日本水仙) ヒガンバナ科 スイセン属 Narcissus tazetta var.chinensis
別名:スイセン(水仙)、キンサンギンダイ(金戔銀台)伊豆の爪木崎、淡路島、福井県の越前海岸など、関東以西の海岸近くに野生も見られるが、本来の自生種ではなく、地中海沿岸原産のものが、中国を経由して日本に渡来したと考えられている。和名は水仙で漢名の音読み。花期は12~4月。線形の葉の間から高さ20~40㎝の花茎を出し、1茎に5~8個の白い花を横向きにつける。花びら(花被片)は5枚、副花冠は黄色。花には芳香があるが、優しい姿に似合わず鱗茎は有毒。切花として多く出回り、花束やコサージュにも利用される。なお、房咲きスイセン系園芸品種の原種は13亜種に分けられるが、ニホンスイセンはそうした亜種の一つからできた変種である。[以上、講談社発行、「野の花・街の花(長岡 求:監修)」より]
下記のWebサイトには、広田町集地区のニホンスイセンの画像が5枚記載されています。http://www.3riku.jp/kanko/docs/2007105-hirota_tsubaki_suisen/index.html [陸前高田市観光物産協会:広田町 ヤブツバキ&日本スイセン]