peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

「世界の椿館・碁石」のマンリョウ(万両)

2010年01月12日 | 植物図鑑

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2010年1月8日(金)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町字大浜280-1)に行ってきました。この椿館は、原種・和種・洋種合わせて260種ほどのツバキを植栽展示しているほか、四季を通して楽しめる花卉(かき)の展示販売を行っています。出入り口を入った所にある「エントランスホール」に、オオミマンリョウ(大実万両)などの草花が展示されていました。

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マンリョウ(万両) ヤブコウジ科 ヤブコウジ(アルディシア)属 Ardisia :は、日本の暖地を含むアジア、オーストラリア、南北アメリカに約250種の常緑低木、高木が自生する。

マンリョウ(万両)Ardisia crenata:は、日本から北インドまで分布する常緑低木で、高さ2mまで伸びるものもある。日本では暖地の林内に自生するが、縁起の良い木とされており、観賞用に広く栽培されている。茎は直立し、上部ではまばらに小枝を出して高さ30~100cmになる。ヤブコウジと異なり匍匐茎はない。葉は互生し、長さ4~20cmの楕円状披針形~倒披針形で、濃緑色。葉縁は波打ち質は厚い。7月頃、小枝の先に直径約8mmの花を散房状に多数つける。花冠は白色またはピンクで5深裂する。果実は球形で赤く熟す。品種に宝船cv.Takarabuneのような大実のものがあり愛培される。また、斑入り葉のものもあり、葉色の変化により、多くの品種が江戸期より栽培されている。果実の白~淡黄色の品種をシロミノマンリョウ(白実万両)f.leucocarpaという。品種には千鳥白実cv.Chidorishiromiなどがある。用途:庭木、鉢植え、花材。分布:本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄、アジア東南部。栽培:低温にはかなり強いが、関東地方以北では冬季保護が必要。果期:秋から春。[以上、山と渓谷社発行「山渓カラー図鑑・日本の樹木」&「同・園芸植物」より]


「世界の椿館・碁石」の肥後日本錦(ひごやまとにしき)

2010年01月12日 | 植物図鑑

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2010年1月8日(金)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町字大浜280-1)に行ってきました。大温室内の「江戸椿十景」の所に植えられている肥後日本錦(ひごやまとにしき)が花を沢山咲かせていました。”花は白地に紅の縦絞り”とありますが、画像の椿は紅の縦絞りが薄いようです。

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 肥後日本錦(ひごやまとにしき) ツバキ科 ツバキ(カメリア)属 Camellia japonica var.decumbens' Higo-yamato-nishiki'

 江戸時代に、肥後・熊本藩細川家で育成・栽培されていた品種で、当時は門外不出の椿だったという。その後、肥後(熊本)の名から「肥後椿(ヒゴツバキ)」として、日本全国から世界中に知られる品種になり、その栽培の歴史は200年にも及ぶ。肥後椿の特徴は、一重咲きで平開、花弁5~10枚、雄しべの本数100~250本あり見事で美しい花が楽しめること。現在は、約80種以上の品種があり、桃花系、紅花系、白花系、絞り(錦)花系に分けられるという。日本錦(やまとにしき)は絞り(錦)花系。 以上は、下記のWebサイトから転載。 http://www.e-yakusou.com/sou02/soumm297-4.htm [肥後椿、日本錦、ヤマトニシキ]

花:白地に紅の縦絞り、一重、平開咲き、花糸白色、梅芯、大輪、3~4月咲き。葉:広楕円、中形。樹:横張り性。来歴:江戸末期の1830年(文政13)の古文書に名のある古くからの肥後の代表品種。[以上、誠文堂新光社発行、日本ツバキ協会編「日本ツバキ・サザンカ名鑑」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/bac4e18898fb4c3eb56d9f0735158484 [「世界の椿館・碁石」のツバキ(椿) その11:ヒゴヤマトニシキ(肥後日本錦)-peaの植物図鑑]

 下記のWebサイトには、素晴らしい肥後日本錦の画像が記載されています。

http://ww5.enjoy.ne.jp/~gijin-iwa/kumamoto-harunouekiiti.htm [椿の花を観るには]

http://blog.goo.ne.jp/tojennear/e/a4125cd50b3c653709ead0b66047e6dc [ツバキ「肥後日本錦」「王冠」-賭銭無の「週末はPhoto一息」]


「世界の椿館・碁石」のプリムラ・ジュリアン

2010年01月12日 | 植物図鑑

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2010年1月8日(金)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町字大浜280-1)に行ってきました。この椿館は、内外の原種椿、洋種椿、和種椿合わせて260種ほどを植栽展示していますが、その外に四季を通して楽しめる各種花卉(かき)を展示販売しています。出入り口を入った所にあるエントランスホールには、サクラ草などの様々な草花が展示されていました。

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プリムラ・ジュリアン サクラソウ科 サクラソウ(プリムラ)属 Primula juliae

プリムラはサクラソウ属の学名だが、園芸界ではヨーロッパで改良された園芸品種やそれをもとに日本でつくられたサクラソウ類を「プリムラ」と呼んでいる。花色豊富で、寒さに強く育てやすい、開花期が長いことなどから人気が高く、室内だけでなく、花壇やコンテナガーデンにも欠かせない。

コーカサス原産の小型種で、葉は小さく心臓形で長さ3~5cm。花は紫紅色。花冠裂片に切れ込みが入る。園芸店などで、「ジュリアン」の名で売られている園芸品種群は、古くはジュリアナ・ハイブリッドと呼ばれ、コーカサス原産のプリムラ・ジュリエPjuliaeと同属のポリアンサP.×polyanthaやブルガリスp.vulgarisを交雑して生まれたものである。花茎の先に1個ずつ花をつけるのが特色。栽培:日当たりのよい場所を好み、光線不足では花つきが悪くなるので、室内に置いた鉢植えは、穏やかな晴天時に戸外に出して日に当てる。鉢土の表面が乾いたら、たっぷり水やりする。月に2~3回、液体肥料を施し、こまめに花がらを摘むと、長く美しい花姿を楽しめる。普通シクラメンの後作として栽培され、温室内では9月に種子を播くと1~3月に開花する。。[以上、山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]


イタリアの椿:パラダイス・プラム

2010年01月12日 | 植物図鑑

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2010年1月8日(金)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町字大浜280-1)に行ってきました。「海外産の椿」コーナーに植えられているイタリアの椿・パラダイス・プラムが、濃いピンク色の花を咲かせていました。これから咲く蕾も沢山ついていました。

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 イタリアの椿 パラダイス・プラム ツバキ科 ツバキ(カメリア)属

 花形:八重咲き、花色:桃色、花期:中咲き、産地:イタリア

 洋種ツバキや椿について、もっと知りたい方は下記のWebサイトにアクセスしてみてください。素晴らしい花の画像が満載されています。

 http://www.geocities.jp/jpnkcs/index_1.html [美しきツバキの世界]