入場のとき頂いたパンフレットには「わびさびの景:数寄屋、胡蝶侘助、一子(いちこ)侘助など。日本で椿が植えられるようになったのは足利時代といわれ、織豊時代は茶の湯を背景に”わびさび”を主張する素朴で清楚な一重の花が珍重されました。そんな閑寂な趣をねらってみました。」と書かれていました。
2010年1月8日(金)、世界の椿館・碁石(大船渡市末崎町字大浜280-1)の大温室内の「わびさび(茶花椿)の景」コーナーに植えられている”乙姫(おとひめ)”という名前の侘助椿が沢山花を咲かせていました。図鑑には「花は濃桃地に白斑、一重、猪口咲き、侘芯、極小輪」と書かれていますが、白斑の入らない花もかなりありました。
侘助椿”乙姫(おとひめ)” ツバキ科 ツバキ(カメリア)属 Camellia cv.Otohime
産地:愛知。花の特徴:濃桃色に白斑、一重、猪口咲き、侘芯、極小輪。花期:12~3月。葉形:長楕円、小形、平坦。樹形:立性、強い。来歴:三河数寄屋に白斑が入ったもの。1980年に小崎敏章の発見・命名。
侘助椿”三河数寄屋(みかわすきや)” Camellia cv.Mikawa-sukiya
<atrong></atrong>産地:愛知。花の特徴:濃桃色の一重、猪口咲き、極小輪。花期:12~4月。葉形:長楕円、小形。樹形:立性。来歴:三河地方の旧家に古木がある。1973年に早川博茂の命名・発表。花の白斑入りを乙姫という。別名は吉良侘助。[以上、誠文堂新光社発行、日本ツバキ協会編「日本ツバキ・サザンカ名鑑」より]
http://www.chinkaen.jp/10-01syouhinsyousai/0512.html [乙姫:椿専門店 椿華園]
http://www.nagominoniwa.net/blog/2009/02/post_1429.html [Movable Typeで作った「和みの庭」のブログ:椿寿庵の椿 乙姫 オトヒメ]
http://www.nagominoniwa.net/blog/2008/05/post_881.html [Movable Typeで作った「和みの庭」のブログ:京都府立植物園ツバキ展 三河数寄屋]
http://plaza.rakuten.co.jp/tennanshou/diary/201001150000/ [25:三河数寄屋に風花は客となり♪-天南星の魅力&山野草-楽天ブログ(Blog)]