2010年5月4日(火)、一関市千厩野草会(会長・金野昌敏)主催の「春の山野草展」が、同町の千厩ショッピングモール・エスピアで開催されていましたので、行ってきました。オトメカンアオイ(乙女寒葵)という名のカンアオイが花を咲かせていました。
カンアオイ(寒葵) ウマノスズクサ科 カンアオイ属
山地の林内に生える常緑の多年草。花は地際から出て、花弁のように見えるのは萼で花弁はない。葉は卵形で表面に白味を帯びた斑が入る。地域により多くの種がある。
栽培:棚下など湿度のある半日陰で管理するが、新葉が展開する頃は日に当てる。冬期は凍結しないように注意する。過湿になると根腐れを起こすため乾き気味にし、乾いたら充分に灌水する。肥料を好むので、有機質の肥料を多めに与える。植え替えは2~3年ごとの春先の芽出し前か秋に行い、株分けをする。株は小分けにしても良いので、1~2節で切り分け、赤玉土・硬質鹿沼土の混合土(各中粒)などで植える。増殖は株分け・実生で、実生は開花までに4~5年かかる。タネは採り播きし、本葉が出たら移植する。
オトメカンアオイ(乙女寒葵) Asarum (=Heterotropa) savatieri
ヒメカンアオイ節。神奈川、静岡の特産種。山地に生える。箱根にも自生していて名前は箱根の乙女峠からきている。[栃の葉書房発行「山草図鑑」より]
http://stewartia.net/engei/mountain_plain_plant/Umanosuzu/kanaoi.htm [カンアオイ]
http://blogs.yahoo.co.jp/dentouengei/30365215.html [乙女心(オトメカンアオイ)-日本の伝統園芸ー古典園芸植物ー-Yahoo!ブログ]
http://kusa1511.web.infoseek.co.jp/top/kan/4/b1.htm [カンアオイのコレクションvol.4]