peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市街地のマルメロ(榲桲)

2010年05月24日 | 植物図鑑

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2010年5月21日(金)、一関市山目字立沢や桜木町などを散策した際、民家の庭に植えられているマルメロ(榲桲)が沢山花を咲かせていました。

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マルメロ(榲桲) バラ科 マルメロ属 Cydonia oblonga

中央アジア原産の落葉低木~小高木で、高さは3~8mになる。ヨーロッパでは紀元前から栽培されている。日本へは寛永11年(1634)に長崎に渡来し、、現在は東北地方と長野県諏訪地方で栽培されている。諏訪湖畔にはマルメロ並木がある。葉は長さ5~10㎝の卵形または楕円形。5月頃、短い枝の先に直径4~5㎝の白色または淡紅色の花が1個咲く。果実はセイヨウナシ型とリンゴ型があり、直径約6㎝。9~10月に黄色に熟し、芳香がある。生食のほか、砂糖漬けやジャム、果実酒、また咳止め薬にもする。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/6584e55b910c8b01d0aa25c4b23ac97c [peaの植物図鑑:マルメロとカリン 似ているが違う果物]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/dfacc7b60e76faf75007a157047969cb [peaの植物図鑑:一関市街地のマルメロ]


一関市街地のコデマリ(小手毬)

2010年05月24日 | 植物図鑑

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2010年5月21日(金)、一関市山目字立沢と桜木町などを散策した際、民家の庭に植えられているコデマリ(小手毬)が沢山花を咲かせていました。

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コデマリ(小手毬) バラ科 シモツケ(スピラエア)属 Spiraea cantoniensis

中国中部原産の落葉低木で、庭や公園によく植えられている。茎は叢生して高さ1.5~2mになり、先はしばしば垂れ下がる。葉は互生し、長さ2.5~4㎝の菱形状披針形または菱形状長楕円形で、両面とも無毛。裏面は粉白色を帯びる。4~5月、本年枝の先の散房花序に直径7~10mmの白い花を20個ほど開く。花序は直径2.5~3㎝のマリ(毬)のような球形で、枝の上に並んでつく。花弁は5個で平開する。果実は袋果になる。用途:庭木、公園樹、花材。栽培:繁殖は実生、挿木。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」ほかより]


セイヨウシャクナゲ(西洋石楠花)’サッフォー’

2010年05月24日 | 植物図鑑

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2010年5月21日(金)、一関市桜木町にある民家の庭に植えられているセイヨウシャクナゲ(西洋石楠花)’サッフォー’が、白い花弁に濃紫色の斑点が入る花を咲かせていました。

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セイヨウシャクナゲ(西洋石楠花)’サッフォー’ ツツジ科 ツツジ(ロドデンドロン)属 シャクナゲ亜属Rhododendron cv.Sappho

シャクナゲ(石楠花)は、日本、中国原産の花木の総称で、自生しているニホンシャクナゲなどと欧米で改良されたセイヨウシャクナゲ(西洋石楠花)とに大別される。セイヨウシャクナゲは、「ヨウシュシャクナゲ(洋種石楠花)」とか「ロドデンドロン」とも呼ばれる。品種改良により耐暑性が高まり、庭園樹、街路樹や公園樹としても多用されるようになった。花色が豊富で開花時にゴージャスな花が楽しめる。サッフォーは、白い花弁に濃い紫色の斑点が入る品種で、どうやら春と秋に咲く2季咲きのようです。本品種は、古くから販売され、「秀峰」という和名をもつとのこと。樹高:30~150㎝。花期:4~5月。

http://hana0142406107subaru.blog81.fc2.com/blog-entry-137.html  [living for today on the earth! あれ?シャクナゲが今頃!2009-12-03]

http://www.kiyoshi.biz/seiyousyakunage.html [セイヨウシャクナゲ(ツツジ科)Rhododendron hybrids ヨーロッパ]

http://www.botanic.jp/plants-sa/seshak.htm [shu(^^)Homepage,セイヨウシャクナゲ(Rhododendron cv.)]


一関市山目・立沢のサラサドウダン(更紗灯台)

2010年05月24日 | 植物図鑑

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2010年5月21日(金)、一関市山目字立沢にある民家の庭に植えられたサラサドウダン(更紗灯台)が、紅色の縦のすじが入った鐘形の花を沢山咲かせていました。

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サラサドウダン(更紗灯台) ツツジ科 ドウダンツツジ属 Enkianths campanulatus

花に紅色の縦のすじが入ることから、更紗の名がある。フウリンツツジ(風鈴躑躅)ともいう。山地に生える落葉低木。高さは4~5mになる。葉は枝先に輪生状に付き、長さ3~6㎝の幅の広い楕円形または倒卵形で、秋は紅葉が美しい。花期は5~7月。枝先に長さ1~1.5㎝の鐘形の花が多数垂れ下がって咲く。花の先は5つに切れ込んでいる。雄しべは10個。花が小さく、紅色の濃いものをベニサラサドウダン(紅更紗灯台)という。分布:北海道、本州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]


一関市山目・立沢のクレマチス

2010年05月24日 | 植物図鑑

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2010年5月21日(金)、一関市山目字立沢地区内の民家の庭で、クレマチスが花を咲かせていました。

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クレマチス キンポウゲ科 センニンソウ(クレマチス)属 Clematis × hybrid

クレマチスとはセンニンソウ属の学名だが、園芸界ではカザグルマ(風車)やテッセン(鉄線)、その他の原種を交雑して育成された園芸品種の総称として使われている。このクレマチスのことをテッセンと呼ぶ人が多いが、本物のテッセンは花が小形で、6個の花弁状の萼片をもち、花柄に苞がある。クレマチスの花が大形の品種はほとんどが8個の萼片をもち、この点ではカザグルマの形質を強く受け継いでいる。花の色は白、紫、青、ピンク、赤などがある。花期は平野部では5月中旬、山間部では6月初旬。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]