peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市千厩町のクルメツツジ(久留米躑躅)

2010年05月28日 | 植物図鑑

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2010年5月27日(木)、一関市千厩町清田峠25-1にあるステーキ、ハンバーグ、焼肉などの店・ヒルトップ(HILL TOP)にランチのため立ち寄りました。この店は室根町との町境にありますが、ナナカマド(七竈)の木の下に植えられたクルメツツジ(久留米躑躅)と思われる植物が、日陰にもかかわらず」真っ赤な花を沢山咲かせていました。<stro></stro>’今猩々(いましょうじょう)’という園芸品種ではないかと思われます。

 http://www.hilltop8929.jp/ [ヒルトップ HILLTOP- 小梨/ステーキ、ハンバーグ、焼肉、焼き肉<食べログ>]

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クルメツツジ(久留米躑躅) ツツジ科 ツツジ(ロドデンドロン)属  Kurume Azalea

キリシマツツジ(霧島躑躅)Rhododendron×obtusumとサタツツジ(佐田躑躅)R.sataenseとの交配から、江戸期に福岡久留米藩士・坂本元蔵によって作出された系統で、現在最も人気のあるツツジ群であろう。花色が多く、明るく、花つきがよく都会の環境にも耐える強健なグループだからである。最も多く植えられる品種は紅桃色の’麒麟’Kurume Azalea cv.Kirinで、そのほか、紅色の’宮城野’cv.Miyagino、’花遊び’cv.Hanaasobi、’今猩々’cv.Imashoujou、白花の’暮の雪’cv.Kurenoyuki、’大勲位’cv.Daikuni、さらに’福彦’cv.Fukuhiko、’小町’cv.Komachi、’世界一’cv.sekaiichi、’薄緑’cv.Usumidoriなど多数ある。栽培:繁殖は挿木、株分け。花期:4~5月。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

http://www48.tok2.com/home/artgarden/kurumethuthuzi.htm [クルメツツジ(久留米躑躅)]

http://d.hatena.ne.jp/conokix/20060228/p1 [難解なキリシマ・クルメツツジ群を紐解く- 街森研究所]

http://item.rakuten.co.jp/sibajuen/c/0000000146 [楽天市場 春に花をつける木>赤花の久留米つつじ(クルメツツジ)今猩々(イマショウジョウ)]

http://item.rakuten.co.jp/e-green-sora/tt06200016/ [楽天市場 久留米躑躅・クルメツツジ 今猩々]


一関市室根町の皆鶴姫神社&サトザクラ(里桜)

2010年05月28日 | 植物図鑑

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2010年5月16日(日)、一関市室根町折壁の室根ふるさとセンターで、前日から開催中のむろね山野草の会(佐藤智会長、会員29人)の「春の山野草展」を見に行ってきました。会場の近くに植えられていたサトザクラ(里桜)が今を盛りと花を咲かせていました。フゲンゾウ(普賢象)という園芸種ではないかと思われます。

山野草展を見た後、妻が是非立ち寄りたいという皆鶴姫神社(室根町矢越字高沢73-8)を参拝しました。この神社は、皆鶴菩薩・聖観音・不動明王を祭神とした神社で、昭和5年3月に小野寺慶三郎が勧請しています。(室根村文化財調査報告書第7集)

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皆鶴姫神社参道入り口は、気仙沼街道と呼ばれる国道284号線沿いにあり、標柱も建っていました。「Daily」というコンビニが目印になると思います。

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この神社を維持管理している小野寺進一氏宅。この日は神社参道が倒木で閉鎖されていたので、この家の奥様に案内していただきました。現在は参道が利用できるようですので、直接参拝できます。

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http://www5e.biglobe.ne.jp/~yagoshi/minaturuhime/murone%20desnsetu.html [やごし点描 皆鶴姫伝説]

http://miyagi-kankou.or.jp/wom/ser.php?sf/=2&cid=3922&cfg=1&tme=1 [気仙沼には義経と皆鶴伝説]

http://miyagitabi.com/kesennuma/kannonji/index.html [宮城の旅 気仙沼市 観音寺]

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サトザクラ(里桜):サクラを庭に植え始めた平安時代からサクラの品種育成が行われ、人為的な交配や実生による変異、または野生のものからの選抜育成などで、200種以上の園芸種ができた。これらを総称してサトザクラと呼ぶ。オオシマザクラ系の品種が最も多い。

フゲンゾウ(普賢象) cv.Alborosea室町時代から知られている代表的品種。花は直径約5㎝の大輪で、はじめは淡紅色、満開時にはほぼ白色となる。花弁は30~35個。雌しべ2個は葉化している。花期は4月下旬。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]


一関市室根町「南流神社」&キシツツジ(岸躑躅)?

2010年05月28日 | 植物図鑑

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2010年5月27日(木)、皆鶴姫の守り本尊が祀られているという南流神社(一関市室根町折壁字向山乙87)に行きました。気仙沼街道と呼ばれる国道284号線から南に400mほどの所にありました。(JR大船渡線折壁駅を出て右へ、2つ目の信号を左に曲がり南に400m。駅から1200m・徒歩約10分。

南流神社室根神社より古く、1200年の歴史をもつといわれる。かって南流山観音寺という社寺だったという。源義経の愛妾とされる皆鶴姫の守り本尊が祀られている。この守り本尊は、皆鶴姫が鬼一法眼の怒りのため器舟(うつほぶね)に乗せられて流される時に、皆鶴姫の母親がこっそりと袂に忍ばせてくれたのが鉄仏の聖観音だという。(伝承)

義経は皆鶴姫を弔った後平泉に戻るが、このとき姫の持っていた観音像をこの神社に一時預けたといわれている。(「気仙沼の絵本」)「皆鶴姫伝説」は東北各地に流布しており、室根町矢越字高沢の皆鶴姫神社の皆鶴姫もその一人である。江戸時代に盲法師や瞽女および熊野修験などによって浄瑠璃語りなどによって庶民に広まったものと思われる。高沢の皆鶴姫神社には、皆鶴姫木像と聖観音木像が祀られている。[機関誌「東磐史学第30号」’特集・東磐井郡の義経伝説’より]

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南流神社室根神社より歴史は古く、昔は南流山観音寺と呼ばれていたらしい。「室根神社特別大祭」の時は荒馬先陣など神役が参拝する。収納庫に岩手県指定有形文化財「聖観音像」が奉られている。

http://www.ganshinsei.jp/ichinosekishi/548a.html [岩手県の神社:南流神社]

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キシツツジ(岸躑躅) ツツジ科 ツツジ(ロドデンドロン)属 Rhododendron ripense

川岸や渓谷の岩場などに生える常緑低木で、高さ1~1.5mになる。若枝や花柄、萼片には腺毛があって粘る。葉は互生し、長さ2~6㎝の長楕円形で両端は尖り、両面に伏毛がある。4~5月、枝先に紅紫色の花を2~3個開く。花冠は直径4~5㎝の漏斗形で5裂し、上弁に紅色の斑点がある。雄しべは10個。雌しべは1個で、子房には白い剛毛が密生しているが、腺毛はない。モチツツジとよく似ているが、モチツツジの雄しべは5個なので区別できる。蒴果は萼片に包まれ、褐色の毛が密生している。用途:庭木、花材。分布:本州(兵庫県以西)、四国、九州。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より] 

画像のキシツツジは、園芸品種のワカサギ(若鷺)cv.Wakasagiではないかと思われます。花は淡紫白色で、淡紫紅色のぼかしが入るものもあるとのこと。


一関市千厩町のナナカマド(七竈)

2010年05月28日 | 植物図鑑

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2010年5月27日(木)、一関市千厩町清田字峠下25-1にある焼肉・喫茶の店HILL TOP(ヒルトップ)の庭に植えられたナナカマド(七竈)が、白い花を咲かせていました。ナナカマドの売り物は赤く熟した果実と紅葉だが、白い花も清楚でなかなか良い。この店は「気仙沼街道」と呼ばれる国道284号線沿いにあって、室根町との境界の所にあります。

http://r.tabelog.com/iwate/A0303/A030301/3002866/ [ヒルトップ HILL TOP- 小梨/ステーキ、ハンバーグ、焼肉、焼き肉<食べログ>]

http://www.hilltop8929.jp/ [炭焼ステーキのヒルトップとドライフラワー工房]

http://kako2.blog32.fc2.com/blog-entry-225.html [kakoの食べ歩き日記♪HILL TOP]

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ナナカマド(七竈) バラ科 ナナカマド属 Sorbus commixta

山地から亜高山に生える落葉高木。寒い地方では街路樹や庭木としても植えられている。高さは5~10m、大きいものは15mほどになる。樹皮は暗灰色。葉は奇数羽状複葉で互生する。小葉は4~8対あり、長さ3~7㎝の披針形~長楕円状披針形で薄く、縁には鋭い鋸歯がある。秋は紅葉が美しい。5~7月、枝先に直径約1㎝の白い小さな花を多数つける。花弁は円形で5個。果実は直径5~8㎜の球形で、赤く熟す。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]