peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

紫波郡紫波町のツリフネソウ(釣舟草) 2012年9月2日(日)

2012年09月02日 | 植物図鑑

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2012年9月2日(日)、紫波郡紫波町彦部に行ってきました。昨年機織館山(標高142m)の近くにある田圃の団地みたいな所の山際に群生したツリフネソウ(釣舟草)が沢山花を咲かせていたので、今年も咲いているのではないかと思って行ってみました。昨年は道路沿いに沢山生えていたのに、今年は全く見られなかったので、諦めきれずに良く探してみたら、ヤブ状になった所に沢山群生して花を咲かせていました。

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ツリフネソウ(釣舟草) ツリフネソウ科 ツリフネソウ(インパチェンス)属 Impatiens textori

水辺などの湿った所に生える一年草。高さは50~80㎝。茎は赤味を帯びるものが多く、節が膨らむ。葉は互生し、長さ5~15㎝の広披針形で、縁に小突起のある鋸歯がある。花期は7~9月。花は紅紫色で長さ3~4㎝。花が白色のものもある。和名は、細い柄の先にぶら下がって咲く花を花器の釣舟にたとえたもの。花を帆掛け舟に見立てたという説もある。

ツリフネソウの仲間の花は、いずれも花弁が3個ある。萼片も3個あるが、花弁と同じ色なので花弁のように見える。萼片のうちの1個は大きく袋状になり、先端は細長い距になっている。ツリフネソウの仲間の見分け方のポイントはこの距で、ツリフネソウは距が渦巻き状に巻き込んでいる。果実は細い紡錘形で、熟すと果皮が裂けて種子が飛散する。分布:北海道、本州、四国、九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38225251&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:紫波郡紫波町彦部のツリフネソウ(釣舟草)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35522977&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市千厩町のツリフネソウ(吊舟草)]