peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町松川のクレオメ/セイヨウフウチョウソウ(西洋風蝶草) 2012年9月12日(水)

2012年09月24日 | 植物図鑑

P2960492a

P2960499a

P2960537a

P2960533a

P2960434a

(上)この地図にある「現在地」から松川集落への分岐点を過ぎた所に個人がつくっている大きな花壇があります。毎年開催されている「一関市花いっぱいコンクール」で上位入賞している花壇です。県道19号(一関大東)線沿いにあり、道を挟んだ向かい側にはJR大船渡線の線路があり、三菱マテリアルのセメント工場が見えます。

P2960441a

(上)一関市東山町松川字滝の沢の集落。セメント工場から北側は東山町長坂字羽根掘です。

P2960460a

P2960487a

(上)急斜面を利用してつくられている個人栽培管理の花壇で年中花が絶えません。この日はお昼頃になってしまったため、クレオメ(西洋風蝶草)の花はしぼんでしまっていました。

P2960546a

P2960520a

P2960534a

P2960536a

P2960495a

P2960547a

クレオメ/セイヨウフウチョウソウ(西洋風蝶草) フウチョウソウ科 クレオメ(フウチョウソウ)属 Cleome spinosa

熱帯アメリカ(カリブ海沿岸地域)原産の非耐寒性春播き一年草。日本へは明治時代の初期に渡来した。春、種子を播いて夏の花壇の草花として栽培されるが、遅蒔きすれば10月頃まで花が見られる。日当たりを好み、80~100㎝ほどに育つ。葉は掌状複葉で互生し、小葉は5~7個。茎や葉には粘り気のある毛が生える。

花は茎の上部に集まり、下から上に咲き上がる。長い爪のある花弁は4個あり、4個の長い雄しべが突き出して目立つ。花の色は薄桃(ピンク)、白桃の複色または白。花径は3~4㎝。この花の形を蝶が舞う姿に見立ててセイヨウフウチョウソウ(西洋風蝶草)とも呼ばれる。「スイチョウカ(酔蝶花)」の別名もある。英名はスパイダーフラワー(Spider flower)蜘蛛のように見えることから。。花は夕方に開き、翌日の昼過ぎにはしぼむ「一日花」だが、毎日、多数の花が次々に咲き上がっていく。花には芳香があり、夜行性の蛾が集まる。

花の色がピンクから白に変わる園芸品種(クレオメ・ハスレリアナ)C.hasslerianaやクレオメ’ハミンダ’などの矮性種もある。花期:6~10月。

栽培管理:水はけのよい場所なら日なたでも半日陰でも、こぼれ種子からでも殖えるほどよく育つ。移植を嫌うのでタネは直播き(5月)する。鉢植えは、日光を好むので、直射日光の当たる戸外に置き、鉢土の表面が乾いたら水やりする。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる 花の事典」&同「色・季節でひける 花の事典820種」&下記Webサイトより]

http://www.mitomori.co.jp/hanazukan2/hana2.2.51kleome.html [クレオメ Cleome spinosa]

http://kyo-no-hana.com/blogs/kyohana/2011/08/post-2303.html [クレオメ:花図鑑]

http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-cleome_large.html [クレオメ(Cleome)]

http://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-660 [クレオメの育て方:みんなの趣味の園芸:育て方がわかる植物図鑑]

http://www.hana300.com/seiyou1.html [西洋風蝶草写真集]


一関市大東町渋民のマツバギク/ランプランサス 2012年9月20日(木)

2012年09月24日 | 植物図鑑

P3000423

P3000415a

P3000414a

P3000418a

P3000411a

P3000389a

P3000433a

P3000437a

P3000435a

2012年9月20日(木)、一関市立渋民公民館(大東町渋民)の裏側(北側?)にある民家の石積みの上に群植されているマツバギク(松葉菊)が、花を沢山咲かせていました。

P3000410a

P3000416a

P3000417a

P3000412a

P3000420a

P3000421a

P3000422a

ツルナ科 マツバギク(ランプランサス)属 Lampranthus:南アフリカ原産の常緑の低度多肉質の多年草または低木。本属のうちの10種ほどとその交配種、近似のケファロフィルム属 Cephalophyllumの形態的に似かよったものが「マツバギク(松葉菊)」と呼ばれ、栽培されている。

マツバギク(松葉菊)/ランプランサス ツルナ科 マツバギク(ランプランサス)属 Lampranthus spp.

南アフリカ(ケープ地方)、ナミビア原産の常緑の低度多肉質の半耐寒~耐寒性多年草または小低木。松葉のような葉で花がキク(菊)に似ているのでこの名がある。

茎は木質化し、横に這い、よく分枝してマット状に伸び広がる。多肉質の葉は線形で密に対生し、キク(菊)に似た金属光沢のある花を群がって咲かせる。花は径5㎝で紅紫色。ほかに白、桃、黄金、橙、濃紅などの花色がある。花は日中は開き、夜間や曇天時には閉じる。無霜地帯では石垣の間などに好適。花期:5~10月)(種によって異なる)

近縁のデロスペルマ属は「耐寒マツバギク」と呼ばれ、グラウンドカバーに利用される。

用途:庭植え、鉢植え、ロックガーデン、石垣。栽培:植え付けは4~5月。強光を好むのでできるだけ日の当たる戸外に置く。丈夫で育てやすいが、鉢土の過湿を嫌うので表面がよく乾いてから水やりし、花がらはこまめに摘む。秋に挿し芽をし、冬はフレームか室内に置き、5月に外に出す。増殖は6~9月に挿し芽する。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる花の事典」&同「色・季節でひける 花の事典820種」より]

http://www.teych.com/4ghana-23.html [花 マツバギク(魅る魅るガーデニング)]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%84%E3%83%90%E3%82%AE%E3%82%AF [マツバギク(Wikipedia)]

http://yasashi.info/ma_00015.htm [マツバギクとは:ヤサシイエンゲイ]

http://yasashi.info/ma_00015g.htm [マツバギクの育て方:ヤサシイエンゲイ]

http://garden-vision.net/flower/magyo/lampranthus.html [マツバギク 新・花と緑の詳しい図鑑]

http://www.hana300.com/matuki1.html [松葉菊写真集]