peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町のペチュニア/ツクバネアサガオ(衝羽根朝顔) 2012年9月12日(水)

2012年09月25日 | 植物図鑑

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(上)この地図にある「現在地」から松川集落への分岐点を過ぎた所に個人がつくっている大きな花壇があります。毎年開催されている「一関市花いっぱいコンクール」で上位入賞している花壇です。県道19号(一関大東)線沿いにあり、道を挟んだ向かい側にはJR大船渡線の線路があり、三菱マテリアルのセメント工場が見えます。

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(上と下)一関市東山町松川字滝の沢の集落三菱マテリアル岩手(セメント)工場方面への分岐点。工場から北側は東山町長坂字羽根掘です。

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(下)ペチュニア’ボンフリーピンク’(ブッシュタイプ)ではないかと思います。

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(上)急斜面を利用してつくられている個人栽培管理の花壇で年中花が絶えません。この日はお昼頃でしたが、花壇の最前列に植栽されたペチュニア(衝羽根朝顔)が、ピンク、濃桃、白、青紫色などの花を沢山咲かせていました。

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ペチュニア/ツクバネアサガオ(衝羽根朝顔) ナス科 ペチュニア(ツクバネアサガオ)属 Petunia×hybrida

南アメリカ(ブラジル南部とアルゼンチン)原産の多年草だが、日本では「春播きの非耐寒性一年草」として扱われている。現在栽培されているのは幾つかの種の交雑(アクシラリス種やビオラケア種などを親にして誕生した)によってできた園芸品種で、初夏から秋にかけての花壇や公園などによく植えられている。アサガオ(朝顔)を小型にしたようなカラフルな花を株いっぱいに咲かせるので「ツクバネアサガオ(衝羽根朝顔)」の和名がある。

立ち上がってこんもり茂るブッシュタイプと半匍匐性のカスケードタイプがあり、5~6㎝の小輪の花を沢山つけるタイプと花径10㎝内外の巨大輪の花を咲かせるタイプがあり、一重のほか八重咲きもある。雨で花びらが傷みやすいという欠点も、改良が進んで雨に強い品種も出回る。茎や葉には軟毛があり、べたつく感じがする。花は漏斗形で、大形のものは縁が波状になる品種が多い。花の色はピンク、赤、紫、白などの単色のほか覆輪や絞り咲き、中心から放射状にストライブが入るものや斑入りのものもある。近縁種のカリブラコアもペチュニアの名で出回る。花期:4~10月。

栽培管理:タネから育てることもできるが、微粒種子で扱いが難しいこともあり、市販のポット苗を利用すると簡単である。タネ播き:4~6月、植えつけ:5~7月。日当たりと風通しの良い戸外に置き、鉢土の過湿を嫌うので表面が十分に乾いてから、花にかけないように株元に水をやる。花がらは早めに摘み取り、月に1~2回液肥を施す。花つきが悪くなったら切り戻す。用途:鉢植え、つり鉢、庭植え。

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&西東社発行「色・季節でひける花の事典820種」&同「知りたい花の名前がわかる 花の事典」より]