2012年9月12日(水)、一関市舞川の県道19号(一関大東)線沿いにつくられている「舞川15区自治会」の「ふれあい花壇」(狭山トンネルから500mほどの所)に群植されているアゲラタムが、青紫色の花を沢山咲かせていました。
キク科 アゲラタム(カッコウアザミ)属 Ageratum:熱帯アメリカに43種が分布する一年草または多年草、低木。属名はギリシャ語で「年をとらない、不老(古くならない)」の意で、花色が長く褪せないことに因む。
アゲラタム キク科 アゲラタム(カッコウアザミ)属 Ageratum houstonianum
「アゲラツム」とも表記される。原産地では多年草だが、日本では「一年草」として扱われ、草丈15㎝前後の矮性種が育成されて花壇の縁どりや鉢物に、60㎝ほどになる高性種は切花用として広く栽培されている。
よく分枝した茎の先に、アザミを小さくしたような花を半球状につける。頭花は直径1.5㎝ほどで花色は白、桃、青紫、青など。切花用品種は夏は開花せず、秋に開花する。古くから日本で「カッコウアザミ」の名で、花壇や切花用に栽培されてきたのは、同属のコニゾイデスA.conyzoidesである。
園芸品種に’F1たかね’cv.F1 Takaneや’ババリア’cv.Bavaria、’ブルーハワイ’cv.Blue Hawaiiなどがある。
栽培:寒さに弱いため、「非耐寒性春播き一年草」として扱い、日当たりと水はけのよい場所で育てる。早春(3~4月)にタネを播き、本葉4枚の頃にポットに移植して5~6月に定植する。密植を避けて風通しを良くすると花つきがよくなる。
[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「色・季節でひける花の事典820種」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35148042&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:花巻市東和町のアゲラツム]
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%A2%A5%B2%A5%E9%A5%BF%A5%E0 [peaの植物図鑑:アゲラタム/カッコウアザミ(郭公薊)]