2012年8月29日(水)、一関市東山町長坂字町の県道19号(一関大東)線沿いにある民家の花壇に植えられているルドベキア・トリロバ’タカオ’と思われる植物が、濃黄色の花弁に花芯が黒褐色の小輪花を沢山咲かせていました。
キク科 ルドベキア(オオハンゴンソウ)属 Rudbeckia:
北アメリカに約15種が分布する多年草で、ごく一部が一、二年草である。次の幾つかの種で改良が行われ、多数の品種が育成されている。筒状花が円錐状または円柱状に盛り上がる。通常の一重咲きのほかに、蛇の目咲き、二重咲き、八重咲きなど。舌状花は黄、橙、褐色など、筒状花は黒褐色のものもある。花壇、鉢物、切り花用。
特徴:小さなヒマワリのような花が上向きに咲く。ヒルタ種とその園芸品種の多くは一年草として育てる。濃黄色の花弁に花芯が黒褐色の小輪花がにぎやかに咲く高性種の’タカオ’は多年草として育てる。花期:7~10月。管理:日当たりと水はけの良い場所で育てる。5~6月に摘芯すると、草丈が抑えられ、花数も多くなる。
ルドベキア・トリロバ ’タカオ’ キク科 ルドベキア(オオハンゴンソウ)属 Rudbeckia triloba
北アメリカ原産の耐寒性多年草(宿根草)。草丈:60~100㎝。花径:4~6㎝。開花期:7~10月。特徴:小輪多花性。辺花が黄、芯花が黒のコントラストが印象的。育て方:日なたと水はけのよい用土を好む。過湿を嫌うが、暑さや寒さに強く丈夫で育てやすい。倒伏防止に支柱を立て、花がら摘みをする。花後に株元の芽を残して刈り取る。
[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「色・季節でひける花の事典820種」&講談社発行「花を調べる花を使う 四季の花色大図鑑」より]