2012年9月14日(金)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行きました。今までは花の少ない時期にでかけることが多くて、この時期にでかけることは初めてのような気がします。
本館南側の屋外「管理棟エリア」(「研修温室」の西側)の木枠、ロックガーデンに、植栽されている玉咲きリアトリスが、この時期でも最盛期のように白い花を沢山咲かせていました。
リアトリス キク科 リアトリス属 Liatris:北アメリカ原産の耐寒性多年草。夏の花壇を彩り、高原では切り花栽培も盛んである。よく栽培されるのはスピカータ種spicataで、チョウやミツバチが集まる花としても知られている。
春に地下の塊茎から芽を出し育つ。高さ1~1.5mにもなるので、キリンギク(麒麟菊)とも呼ばれる。リアトリス・スピカータは、直立した茎の上部に小さなアザミのような頭花が穂になってびっしりと付き、その形が槍(ヤリ)のように見えるのでヤリザキリアトリスとも呼ばれている。花は花茎の上から下方向へと咲き進む。頭花は筒状花だけでできている。花の色は本来は紅紫色だが、白色の花もある。花期:7~9月。
近縁種にヒメキリンギク(ユリアザミ)L.pycnostachyaや花が球形にまとまって咲くタマザキリアトリスL.ligulistylisなどがある。
栽培管理:過湿地を嫌うので、日当たりと水はけのよい場所で育てる。一度植えれば毎年良く花が咲くが、3年に1度くらい株分けをして植え替える。連作を嫌うため植え替えるときは別の場所に植える。鉢植えは、日当たりと風通しの良い戸外に置くが、夏は西日を避けて半日陰に移す。鉢土の過湿を嫌うので、表面がよく乾いてから水やりする。植え付け、株分け:3~4月&10月。
[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる 花の事典」より]
http://www.yasashi.info/ri_00005.htm [リアトリスとは:ヤサシイエンゲイ]
http://tanjyoubana.jp/179_1.html [6月17日の誕生花「リアトリス」]
http://meme-gardenblog.at.webry.info/201209/article_1.html [リアトリス・スカリオサ’アルバ’]
http://blog.livedoor.jp/berrygarden/archives/65589248.html [ロココのやさしい時間:リアトリス・スカリオサ’アルバ’]
http://ryusblog.exblog.jp/18602709 [リアトリス・スカリオサ]