(上)2013年(平成25年)3月11日(月)の東日本大震災発生2周年を前に、公益財団法人岩手県国際交流協会が発行した「在住外国人の3.11」という冊子を見る機会がありました。
あの日、大津波が襲った岩手県の陸前高田、大船渡、釜石、大槌、山田、宮古、岩泉、田野畑、普代、野田、久慈、洋野の各地で撮影された貴重な写真が沢山掲載されていました。
2013年(平成25年)3月11日(月)、東日本大震災は発生から2周年を迎えました。TVや新聞は大特集を組んで報道していましたが、岩手県総合防災室のまとめでは2月28日現在、県内の死者は4672人、行方不明者は1151人に上る。行方不明者は大槌町で437人と最も多く、陸前高田市217人、釜石市152人などで、今も県警などによる懸命な捜索活動が続けられている。震災での直接の犠牲者のほか、避難生活による体調悪化や自殺などで亡くなった震災関連死は323人。8日現在、全国の死者は1万5881人、行方不明者は2668人で、震災関連死も2303人に上る。