peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市「千厩野草の会」の節分草(せつぶんそう) 2013年3月30日(土)

2013年03月31日 | 植物図鑑

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2013年3月30日(土)、千厩野草の会(金野昌敏・会長)主催の「春の雪割り草展」が、千厩ショッピングモール・エスピア(一関市千厩町千厩字東小田)で、3/30(土)・3/31(日)9:00~17:00時の日程で開催中だったので、見に行ってきました。「雪割り草展」となっていただけに、大部分が雪割り草でしたが、そのほかの鉢植えも沢山展示されていました。

それらの中に、紅梅と寄せ植えにされたセツブンソウ(節分草)が、一鉢だけでしたが、今を盛りと花を咲かせていました。

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セツブンソウ(節分草) キンポウゲ科 セツブンソウ属 Eranthis pinnatifida

山地の木陰などに生える多年草。旧暦の節分の頃開花するのでこの名がある。日本特産種で、石灰岩地に群生することが多い。高さは5~15cmになり、茎の上部に不揃いに細かく切れ込んだ葉が2個対生する。花期は2~3月。茎の先に直径2cmほどの花を1個つける。白い花弁のように見えるのは萼片で5個ある。花弁は黄色の蜜腺に変化している。雄しべの葯は紫色で、白い萼片とのコントラストが美しい。初夏には地上部は枯れてしまう。分布:本州(関東地方以西)。      [山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=39739769&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:栃木市「星野の里」のセツブンソウ(節分草)]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%84%E3%83%96%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%82%A6 [セツブンソウ(Wikipedia)]

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/ranunculaceae/setsubunsou/setubunsou.htm [セツブンソウ]

http://yasashi.info/se_00010.htm [セツブンソウとは:ヤサシイエンゲイ]

http://menamomi.net/plants/setubun.htm [節分草(セツブンソウ):庄原市総領町]

http://www.hana300.com/setubu.html [節分草(セツブンソウ)]


一関市「千厩野草の会」の雪割草 2013年3月30日(土)

2013年03月31日 | 植物図鑑

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(上3つ)標準花

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(上3つ)千重咲き

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2013年3月30日(土)、千厩野草の会(金野昌敏・会長)主催の「春の雪割り草展」が、3/30(土)・3/31(日)9:00~17:00時の日程で開催中だったので、見に行ってきました。「雪割り草展」となっていただけに、大部分が雪割り草でしたが、そのほかの鉢植えも沢山展示されていました。

「雪割草」はミスミソウ・スハマソウ・オオミスミソウ・ケスハマソウの選抜種または交配種を指し、サクラソウ科のユキワリソウとは全く異なる植物です。花色や花形の変化に富む雪割草は、古くは江戸時代から栽培されていた記録があります。近年では育種が進み、色とりどり、花形も様々な花が作出されています。[栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・育てる調べる山野草2525種」より]

展示されていた雪割草のほとんどに名札がなく、名前がわかりませんでしたので、図鑑の「雪割草の咲き方分類(全11タイプ)」を見ながら分類してみました。

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(上と下)展示会場の入り口付近には、「即売品」が展示されていました。

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(下4つ)「標準花」:雄しべ・雌しべともに正常で、最も一般的なタイプ。色や模様の変化が多い。

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(下3つ)千重咲き:雄しべ・雌しべとも完全に弁化するタイプ。複色花は特に豪華。

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キンポウゲ科 ミスミソウ(ヘパティカ)属 Hepatica:北半球の温帯に約10種分布する匍匐性多年草。アネモネ属やオキナグサ属Pulsatillaと近縁で、アネモネ属に含めて扱われることもある。

ミスミソウ(三角草) キンポウゲ科 ミスミソウ(ヘパティカ)属 Hepatica nobilis ver.japonica

本州中部以西、四国、九州北部に自生する多年草。別名:ユキワリソウ(雪割草)。根茎は長く、葉は3中裂し、葉裂片は鋭頭。花弁状の萼片は6~8、楕円形または長楕円形。花色は一般的に白だが変異もある。’平和’などの園芸品種がある。園芸的にはやや大型のオオミスミソウf.magnaが優れ、江戸時代には多彩な色合いの品種が栽培され、現在も愛好家の間で保存されている。栽培:繁殖は種子か株分け。花期:早春。

スハマソウ(州浜草) キンポウゲ科 ミスミソウ(ヘパティカ)属 H.nobilis var.japonica f.variegata

本州と四国に分布し、ミスミソウやオオミスミソウの変種と考えられる。これら2種の葉は、3中裂する裂片の先端が鋭頭で、総苞葉は鋭頭から鈍頭になる。これに対して本種は葉の裂片が鈍頭で総苞葉が鈍頭から円頭になる。葉質はやや厚く、暗緑色で光沢なく、ときには白斑がある。花は径1~1.5㎝、直下に卵状楕円形で緑色の3総苞がつく。萼片は花弁状で6~8、長楕円形で白色が基本だが、ときに紅色あるいは紫色のものもある。園芸品種’桜姫’などがある。

栽培:春は日がよく当たり、夏は日陰になる落葉樹の下を好む。株の植付けは秋または花どき、種子は開花後に結実したものを取播きすると、翌春に発芽する。花期:暖地では2月。寒冷地では5月。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=39875494&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市千厩野草会の雪割草/ミスミソウ(三角草)]