2014(平成26)年1月3日(金)、埼玉県に居住している娘が、大学生になった娘(孫娘)を連れて帰郷したので、この日マイカーを運転して2011年6月に「世界遺産」に登録された「平泉」を案内しました。雪化粧した平泉を観るのは、6~7年も前に東山町の「若水送り」に妻と参加して以来のこと。「月見坂」では滑って転びそうになりましたが、雪を被った木々がとてもきれいで感動しました。こんなことでもないとわざわざ真冬に出かけることもないので、行って良かったと思いました。
(上)「順路」に従って「毛越寺本堂」から「開山堂(かいさんどう)」を目指します。この道の左側に「あやめ祭り」(6月20日~7月10日)が開かれる頃、花を沢山咲かせる「アヤメ園」が見えました。(下2つ)
(上)この分岐点を左側に進むと「開山堂(かいさんどう)」、右側に進めば「嘉祥寺(かしょうじ)跡」、真ん中はアヤメ園
(上と下6つ)開山堂(かいさんどう):毛越寺開山・慈覚大師をおまつりするお堂で他に両界大日如来像、藤原三代の画像を安置。
(下)「開山堂」から「嘉祥寺(かしょうじ)跡」を目指します。
(上)道路から右側前方に「大泉ケ池」を望む。手前は「アヤメ園」
(上と下)道路の右側前方に見えるのは「経楼(きょうろう)跡」
(上と下3つ)嘉祥寺(かしょうじ)跡:二代基衡公が工を始め三代秀衡公が完成させた御堂で、本尊は薬師如来であった。基壇は亀腹式の土壇である。「嘉勝寺」ともいう。
(下)礎石が残っているだけなので、ほとんどの人が足早に通り過ぎて行く感じです。
(上と下)「大泉ケ池」に近い所にある「経楼(きょうろう)跡」:「金堂円隆寺」西廊の南端にある経文を収める建物で、「鐘楼」と対称の位置にある。「鼓楼」との説もある。