peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

岩手県立花きセンターのウンシュウミカン(温州蜜柑) 2014年1月17日(金)

2014年01月30日 | 植物図鑑

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2014(平成26)年1月17日(金)、岩手県立花きセンター(岩手県胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。山も野原も雪で真っ白になっているのに、この花卉センターの中には様々な花が沢山咲いていました。

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花きセンターの本館(管理棟)の近くにある「研修温室」の「中温区」にはミカンやレモン、バナナなど様々な草花や樹木が植栽展示されていましたが、それらの中に橙黄色に熟した果実を沢山つけた「ウンシユウミカン(温州蜜柑)」が植栽されていました。

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ウンシュウミカン(温州蜜柑) ミカン科 ミカン属 Rutaceae Citrus

柑橘類の原産地は、インド北東部のアッサム地方を中心とした地域と考えられている。これが東南アジアや中国に広がり、中国では多様な品種が生まれた。日本にも中国から伝わった記録が「古事記」に見られ、それは今のダイダイに近いものではないかと考えられている。(原産地を日本とする説もある)。

日本の柑橘類を代表するウンシュウミカン(温州蜜柑) Ctrus unshiuは、400~500年前に鹿児島県長島で生まれたとされるもので、中国のミカン類の種子から発生したと考えられている。九州から各地に広まったのは明治になってからで、現在では枝変わりや交配によって、多くの品種、系統が生まれている。江戸時代は果実がウンシュウミカンより小さいキシュウミカン(紀州蜜柑)が日本の代表的なミカンだった。昔はタネなしの果実を食べると家系が絶えるとして、嫌われていた時期もある。

ウンシュウミカンは、高さ3~4mになる常緑低木で、開花期は初夏(5~6月)で、径3㎝ほどで、枝先や葉の腋に1つずつつく。果実は直径5~8㎝で、皮は薄くて剥きやすく、果肉は甘い。種子はほとんどできないのが特徴。食べ方は生食、ジュース、缶詰など。栽培:日当たりが良く、適湿で、肥沃な土壌に春に苗木を植える。

主な品種:

青島温州(あおしまうんしゅう):果実は大きく扁平で、味は濃厚。静岡県で発見された品種。

宮川早生(みやがわわせ):果実は大きく、味は濃厚だが、やや酸味が多い。早生の代表的品種で、静岡県で発見された。

南柑(なんかん)20号:果実は中玉~大玉で、甘味はあるが、やや淡白な味、愛媛県で発見された。

[以上、山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「ヤマケイポケットガイド21 野菜・果物」より]

岩手県内では容易には見られないウンシュウミカン(温州蜜柑)の木だが、大船渡市の「世界の椿館・碁石」の近くにある民家の門口に植えてありました。(下)

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%A6%A5%F3%A5%B7%A5%E5%A5%A6%A5%DF%A5%AB%A5%F3 [peaの植物図鑑:大船渡市のウンシュウミカン(温州蜜柑) 2007年12月08日]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=41963861&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:岩手県立花きセンターのウンシュウミカン(温州蜜柑)2013年1月21日(月)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?id=33288158&saved_changes=1&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:岩手県立花きセンターのウンシュウミカン(温州蜜柑)2009年12月24日(木)]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%A6%E3%83%9F%E3%82%AB%E3%83%B3 [ウンシュウミカン:Wikipedia]


岩手県立花きセンターのアッサムニオイザクラ/ルクリア・ピンセアナ 2014年1月17日(金)

2014年01月30日 | 植物図鑑

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2014(平成26)年1月17日(金)、岩手県立花きセンター(岩手県胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。山も野原も雪で真っ白になっているのに、この花卉センターの中には様々な花が沢山咲いていました。

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花きセンターの本館(管理棟)の近くにあるシ「研修温室」の「中温区」にはミカンやレモン、バナナなど様々な草花や樹木が植栽展示されていましたが、それらの中にピンク色の花を沢山つけた鉢植えの「アッサムニオイザクラ/ルクリア・ピンセアナ」が沢山展示されていました。

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アッサムニオイザクラ/ルクリア・ピンセアナ アカネ科 ルクリア属 Luculia pinceana

別名:ルクリア、ニオイザクラ。ネパール、ヒマラヤから中国雲南地方にかけて5種分布する半耐寒性半落葉低木~落葉低木。大きな葉が向かい合ってついた(対生)枝の先に、花は長さ20㎝ほどの散房花序をつけて(半球状につき)、冬に入る頃にピンクを帯びた白色の花を咲かせる。花は、長い花筒(かとう)をもち、丸味を帯びた5枚の花びらが平らに開き、甘い香りを放つ。花を真上から見ると、ややサクラに似ている。寒さには弱いが鉢物として温室で栽培する。

栽培管理:開花中の鉢花は、5℃以上を保てる室内の日当たりのよい窓辺で管理する。春~秋は戸外の日の当たる場所に置くが、夏は葉焼けを起こすので半日陰に移し、長雨に当てないように注意する。繁殖は挿木。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「色・季節でひける花の事典820種」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=41856972&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:岩手県立花きセンターのルクリア/アッサムニオイザクラ 2013年1月21日(月)]

http://www.hana300.com/rukuri.html [ルクリア:季節の花300]

http://happamisaki.jp-o.net/flower/y/rukuria.htm [ルクリア(別名:アッサム匂い桜):葉っぱの岬]

http://www.yasashi.info/ru_00010.html [ルクリア(アッサムニオイザクラ)とは:ヤサシイエンゲイ]

http://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-369 [ルクリア(アッサムニオイザクラ)育て方:みんなの趣味の園芸:育て方がわかる植物図鑑]