2015年3月28日(土)、千厩ショッピングモ-ル・エスピア(一関市千厩町千厩字東小田)で開催中[3/28(土)~3/29(日)]の千厩野草会(金野昌敏・会長)の「春の雪割草展」を見に行ってきました。雪割草が大部分でしたが、それらの中にタツタソウ(竜田草)などその外の山野草も展示されていました。
2015年3月31日(火)一関市立大東図書館から100mほど西側にある民家の庭に、花を沢山咲かせているタツタソウ(竜田草)が置かれていました。この家の庭にはこのほかにも沢山の草花や花木が植栽されていました。
タツタソウ(竜田草) メギ科 タツタソウ属 Jeffensonia dubia
低山の草地に生える多年草。高さ10~15㎝。花は1花が頂生し、葉は根生して葉身は腎臓形、葉の先が凹形になっているため「糸巻き草」という別名がある。名前は日露戦争時に軍艦竜田丸により持ち帰られたことに由来する。花期:3~4月。分布:中国東北部、朝鮮半島。
栽培:芽出しから開花まではよく日に当て、日射しが強くなったら半日蔭で管理。水は乾いたら充分に与え、特に生育期は水切れに注意する。肥料を好むので、真夏を除いて有機質のものを回数多く与える。植え替えは地上部の枯れる秋か新芽が伸び出す早春に、2~3年を目安に行う。用土は水はけが良ければ特に選ばない。細かい根がよ伸びるので、鉢は中深鉢を用いる。増殖は株分け、実生により、実生は採り播きにする。[栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・山草図鑑」より]